出版社内容情報
購入選択権の側面に着目し、資本会計における新たな座標軸を示す。,,,
内容説明
本書は、いわゆる転換社債、ワラント債、ストック・オプションなど、特定の権利者がその選択権を行使することによって株式が発行される場合(条件付新株発行)の会計処理について、検討したものである。
目次
資本会計における現代的課題
金庫株の解禁等に伴う商法改正と資本会計
資本と利益の区別
法的形成に依存することの限界
株式分割説と取引擬制説
ワラント債の会計
転換社債の会計
ストック・オプションに関する会計基準の変遷
ストック・オプション会計の論点
新株予約権の会計
ストック・オプション制度に対する市場の反応
条件付新株発行の会計
著者等紹介
野口晃弘[ノグチアキヒロ]
1983年、一橋大学商学部卒業。1989年、一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得・退学。名古屋商科大学助手・講師・助教授を経て、現在、名古屋大学助教授(大学院経済学研究科)
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