内容説明
本書は、特定の国の会計規制を議論するよりは、欧州共同体および国際会計基準委員会の会計規則の考察によって財務会計の新しい領域を探求することを目的としている。また、会計実務を取り上げ事例を紹介することによって、欧州の会計および欧州企業の実務の多様性を示そうとしている。財務会計の知識をほとんどあるいは全く持たない読者のために本書は執筆され、会計を英語で学んだ読者を対象としている。
目次
第1章 序論
第2章 基本原則
第3章 公準とフレームワーク
第4章 国際的な差異
第5章 欧州の標準ルール
第6章 固定資産の評価
第7章 固定資産の減価償却
第8章 棚卸資産の評価
第9章 資本と負債
第10章 会計と課税
第11章 物価変動会計
第12章 企業集団の会計
第13章 外貨換算
第14章 国際間の分析