出版社内容情報
高く評価されてきた平野秀輔著の『財務会計』(最終は第6版)について、大幅に加筆し、新しい章立ても行い、完全に新しい書籍として改めて刊行することとなった本書。
Nuts and Bolts(ナットとボルト)は、英語で基本・基盤を意味するポピュラーな表現で、著者は特に、接着と異なり、分解したり締め直すことができ強度を復元できる、という含意があると言う。
すなわち本書は、財務会計を初めて学ぶ、あるいは学び直す読者に、その知識や考え方について、レジリエンスをもって身に付けられるよう工夫しており、専門用語について出来るだけ簡潔に定義を付したり、理論を理解するためのアプローチ方法についても言及する。
実務家向けとして評価されてきた教科書が一層充実した。
目次
会計の意義
複式簿記のメカニズムと財務諸表
会計の基礎的理論
日本の制度会計の概要
一般原則
資産会計総論
当座資産
棚卸資産
その他の流動資産
有形固定資産
無形固定資産・投資その他の資産
繰延資産
負債会計総論
引当金
純資産会計総論
株主資本(1)―資本金及び資本剰余金
株主資本(2)―利益剰余金・株主資本等変動計算書
損益会計
財務諸表
固定資産の減損に係る会計〔ほか〕
著者等紹介
平野秀輔[ヒラノシュウスケ]
博士(学術・Ph.D・中央大学)・公認会計士・税理士。1960年千葉県に生まれる。1982年昭和監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)に入所。その後1987年から2014年までの27年間に渡り新橋監査法人(現ひびき監査法人)代表社員を務める。2008年協同税理士法人を設立し代表社員に就任。2018年汐留パートナーズ税理士法人(現RSM汐留パートナーズ税理士法人)と合併し代表社員に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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