出版社内容情報
働くことの意味を可視化する、Lips-Wiersmaの「意味マップ」を活用し、社会にとっても意味のある仕事がどのように実現されるのかを追究、ウーマンオブザイヤー受賞者へのインタビューなどをもとに明らかに。個々人のキャリアを考える上でも、やりがいを持って働くスタッフを育成する上でも有用な研究成果をまとめている。
神戸 康弘[カンベ ヤスヒロ]
内容説明
自分にとってどんなことが「意味」あることなのか。それがわからず、その「地図」を持たずにキャリアの旅を始めても、意味あるキャリアは歩めない。「見えないもの」はマネジメントできないのだから…。
目次
1 問題の所在:本研究の目的
2 文献レビュー:キャリア論における伝統的アプローチと新たな潮流
3 本研究の理論的枠組み
4 「意味マップ」のルール作り:分類基準の検討
5 調査方法
6 調査結果:社会変革に至るストーリーの分析
7 調査結果:「意味マップ」を用いた分析
8 考察:研究の意義と展望
附録‐A Lee Richmond博士インタビュー
附録‐B M.S.Lips‐Wiersma先生来日記念講演会:要約と講演評
附録‐C 意味マップの使い方
著者等紹介
神戸康弘[カンベヤスヒロ]
早稲田大学商学部卒業。早稲田大学大学院商学研究科博士課程、および神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。博士(経営学)。現在は山陽学園大学准教授。専門はキャリア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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