出版社内容情報
東京大学の知的資産経営総括寄付講座の研究成果をまとめたシリーズの第3巻。イノベーションシステムとしての大学の知的資産マネジメント(知財,ベンチャー創出とアントレプレナーシップ,イノベーション人財)について詳述する。
内容説明
東京大学の知的資産経営総括寄付講座の研究成果をまとめたシリーズの第3巻。本書は、イノベーションシステムとしての大学の知的資産マネジメント(知財、ベンチャー創出とアントレプレナーシップ、イノベーション人材)について詳述する。
目次
第1章 大学の知的財産とイノベーション―大学の知識の移転を巡る制度と産学のマネジメント(技術経営とオープンイノベーション;大学の知的財産マネジメント:制度と実態;大学の知財を活用する企業のマネジメント;大学の知的財産活動と学術研究;山岳連携にかかわる専門職(コーディネーター、ライセンスアソシエイト、リサーチアドミニストレーター)
外国大学の知的財産管理と活用
まとめ)
第2章 大学発ベンチャーとイノベーション(国立大学法人化と大学発ベンチャーへの期待;大学発ベンチャーとイノベーションの本質;大学におけるベンチャー育成の現況(東京大学を事例として)
我が国における大学発ベンチャーの現況と課題)
第3章 イノベーションにおけるベンチャー企業の役割―アントレプレナーシップの環境改善に向けて(イノベーションにおけるハイテクベンチャーの役割;科学を基盤とする事業をとりまく問題―なぜ日本は基準に及ばないのか;改善にむけての提言(大学アントレプレナーシップのイノベーション連携に強調をおいて))
第4章 事業起点型イノベーション人財の育成―事業戦略・ビジネスモデルと知財マネジメントを連動させる「事業軍師」の育成(2つのイノベーションモデル;事業起点型イノベーションから見た知財マネジメント人財育成;イノベーションシナリオを描く「事業軍師」の育成へ;むすび:イノベーション人材・知財マネジメント人材のイノベーションへ)
著者等紹介
渡部俊也[ワタナベトシヤ]
東京大学先端科学技術研究センター教授、兼東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻教授。1984年東京工業大学無機材料工学専攻修士課程修了、東陶機器株式会社入社。1994年東京工業大学無機材料工学専攻博士課程修了(工学博士)。1996年東陶機器株式会社光フロンティア事業推進センター次長。2001年東京大学先端科学技術研究センター研究・戦略社会システム大部門教授。2006年東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Moloko
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