出版社内容情報
グローバル化の進展で海外の組織で働く日本人はますます増加するだろう。本書は,成果主義の人的資源管理を行う国際機関に勤務する日本人職員の働き方や採用までの過程を研究することで,日本人の国際的キャリア形成に示唆を与える。
内容説明
個人的な体験に基づくのではなく、客観的なデータを用いてまとめた国際公務員のキャリア研究。本書は、国際機関に勤める日本人職員の働き方や採用までの過程も研究し、日本人の国際的なキャリア形成に示唆を与える。付録には、国際公務員24名のキャリア・パスに関するインタビュー記録も収める。
目次
第1章 はじめに
第2章 国際機関の人的資源管理―日本型雇用管理との比較を中心に
第3章 日本人国際公務員の意識形態―第1次質問紙調査の分析から
第4章 日本人正規職員の特質―第1次質問紙調査の統計分析から
第5章 日本人正規職員と外国人正規職員の比較分析―第2次質問紙調査から
第6章 日本人国際公務員の満足度と職種を中心とする分析―日本人国際公務員への聴き取り調査から
第7章 日本人国際公務員研究の成果
著者等紹介
横山和子[ヨコヤマカズコ]
1954年北海道小樽市生まれ。1978年北海道大学経済学部経営学科卒業。1980年米国インディアナ州立大学大学院経営管理学修士課程修了(MBA)。ILO、UNHCR、FAOの国際機関に9年間勤務。現在、東洋学園大学現代経営学部教授。名古屋大学大学院国際開発研究科非常勤講師、早稲田大学トランスナショナルHRM研究所招聘研究員、津田塾大学オープンスクール非常勤キャリアカウンセラーも務める。論文に「国際機関における女性雇用促進政策」(日本労務学会研究奨励賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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牛タン
Ishida Satoshi