出版社内容情報
本書は,テキストマイニングを導入しようとする企業,および大学・研究機関の研究者に対して,筆者の組織科学分野での研究を用いながら、体系的に説明。方法論として確立することを目指した,本格的な解説書である。
内容説明
有価証券報告書の中のテキストと数字とをともに分析する。著者判別を行う。話題をクラスタリングする。知識・認知変化の可視化。新たなソーシャルキャピタルの分析へ。自社の製品の好評面と不評面を明らかにする(感性分析)。テキストマイニングを業務に埋め込む。内容分析の省力化。経営学の新たなメソドロジーの確立。
目次
テキストマイニングとは
内容分析の研究例:喜田(1999)より
Clementine入門:テキストマイニングを行う最低限の知識
モデル構築の方法:アカデミックで用いるその他の方法の提案
テキストマイニングでのデータクリーニング:言語資料の資料論
テキストマイニングの研究例(品詞情報を基礎にした分析;内容分析ソフトの代替品として)
実務界でのテキストマイニングの動向と利用法
本書のまとめとテキストマイニングでの問題点
著者等紹介
喜田昌樹[キダマサキ]
1989年同志社大学経済学部卒業。1995年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。1995年大阪学院大学経営科学部専任講師。2000年大阪学院大学企業情報学部助教授。現在、大阪学院大学企業情報学部准教授。研究領域は認知的組織論、ナレッジマネジメント、テキストマイニング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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