内容説明
本書は、研究開発技術者の意識、知識の性質、キャリア形成、彼らを雇用する企業の雇用システム、研究開発組織、彼らを取り巻く社会経済制度を視野に入れ、研究開発技術者の転職と労働市場について、経済学に依拠しつつ理論的・実証的に分析し考察した研究書である。
目次
第1章 転職と労働市場の構造―分析視点の考察
第2章 研究開発技術者の転職希望
第3章 研究開発技術者の転職
第4章 教育訓練、研究開発環境、報酬―国立研究機間と民間企業の比較
第5章 研究開発技術者の転職と昇進
第6章 研究開発組織と雇用システム―国立研究機関と民間企業の事例分析
第7章 研究開発技術者の転職、研究開発組織、雇用システムに関する日米比較
第8章 シリコンバレーにおける研究開発技術者の転職と日系企業の雇用システム
著者等紹介
村上由紀子[ムラカミユキコ]
現職、早稲田大学政治経済学部、早稲田大学大学院経済学研究科教授。専攻、労働経済学
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