出版社内容情報
一党独裁でありながら,国内各地において企業間連携や産学官連携等による産業クラスター戦略の推進でダイナミックな経済状況が見られる中国とベトナム。そのイノベーション・システムを考察することで,我が国成長のヒントを探る。
第2版の刊行に際し,戦略の進捗のあった事例の研究や,法律・データの最新状況への更新などを行った。
目次
第1章 北京・中関村科技園区における産業クラスター戦略
第2章 中国のデジタル・コンテンツ分野における産業クラスター戦略
第3章 中国・天津エコシティにおける新たな産業クラスター戦略
第4章 LL事業による日中の地域間連携と環境分野の産業クラスター戦略
第5章 ベトナムにおけるオフショアリング開発とソフトウェァ・ビジネスの戦略
第6章 ベトナムにおける日本語教育と日系ビジネスの人材育成の戦略
第7章 ベトナムのハノイ・ホアラック・ハイテクパークにおける産業クラスター戦略
第8章 ベトナムのソフトウェア・ビジネスにおける産業クラスター戦略
第9章 新横浜のIT分野における産業クラスター戦略
著者等紹介
税所哲郎[サイショテツロウ]
国立大学法人群馬大学社会情報学部・大学院社会情報学研究科教授。博士(工学)中央大学。1986年3月、中央大学経済学部卒業、金融機関勤務を経て、2004年4月、関東学院大学経済学部・大学院経済学研究科准教授、2009年4月同教授、2010年4月より現職。専門分野、経営情報、情報システム、情報セキュリティ、情報戦略、経営戦略(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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