内容説明
本書は、データサイエンティストの育成を目指し、ビジネスでのデータマイニングの活用法を説明する。そこで、経営学での導入背景、データマネジメントやデータクリーニングなどの前提条件、アルゴリズム(ニューラルネットワーク、決定木、クラスター化、アソシエーション)の基本的な事項について説明した後、各アルゴリズムを用いて、与信付与、乗換モデル、顧客の分類、顧客の気づきを促進する方法などの具体的事例を紹介する。そこでは、データ・サイエンスとの関係を意識した整理も行っている。
目次
データマイニング導入の背景:経営手法の変化
データマイニング入門:データ・サイエンスの中で
データマイニングの前提条件:データマイニングの前提条件:データマネジメントとデータクリーニング
データマイニングのビジネスでの活用領域
データマイニングで用いるアルゴリズム:AI=人工知能に向けて
ニューラルネットワークで与信管理をする
決定木で乗換モデルを作る
クラスタリング手法を用いて顧客を分類する
アソシエーションを用いて購買活動わ関連づけ、顧客の気付きを促進する
データマイニングの応用としてのテキストマイニング:データ・サイエンスの中のテキストマイニング〔ほか〕
著者等紹介
喜田昌樹[キダマサキ]
1989年同志社大学経済学部卒業。1995年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。1995年大阪学院大学経営科学部専任講師。2000年大阪学院大学企業情報学部助教授。2008年神戸大学より博士号取得、博士(経営学)。現在、大阪学院大学経営学部教授。研究領域は認知的組織論、ナレッジマネジメント、テキストマイニング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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