目次
第1章 マネジャーの仕事
第2章 マネジャーの職務に関する現代の学説
第3章 マネジャーの仕事にある明確な特徴
第4章 マネジャーの仕事上の役割
第5章 マネジャーの仕事の多様性
第6章 科学とマネジャーの職務
第7章 管理業務の未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yohei
5
★★★☆☆経営学の大家ミンツバーグ著でマネージャーの仕事は?というシンプルな問いに答えた本。マネージャーはゼネラリストであるとともにスペシャリストであり、役割は対人間関係、情報処理、意思決定の3つに分類できる。組織情報の「神経中枢」の働きをすることにより、独自アクセスで内外情報の強力なデータベースを築く反面、情報システムのために、日常的な過剰労働やフラストレーションにさいなまれること、重い仕事の負担を背負うことで表面上の処理をしてしまうとの指摘は興味深い。2013/02/18
おせきはん
2
マネジャーの仕事を、対人関係、情報関係、意思決定という切り口で整理しています。これらは独立しているようで相互に密接な関係があるので、これらをいかに有機的に結び付けられるかで、マネジャーとしてどれだけの成果を上げられるか左右されると思いました。2014/12/16
Hide Hide
1
マネージャー(単に課長という意味ではなく、組織単位毎の管理者として、私企業だけでなく公共団体に属する)という独特な生き物を、過去文献を参考にしつつ、筆者の実証結果を交えて解明する。特徴、役割、責任などを文章化するとこういう事だよね、ということでしっくりとくる。常に厳しい時間的制約のなかで、対人関係、情報伝達、意思決定の業務を遂行することが重要。所々、難解な表現があり手間取ったが、中間管理職の話でしょ、という感覚でなんとか読了。2021/02/23
tz
1
マネジャーの役割=(対人関係→)フィギュアヘッド、リーダー、リエゾン、(情報→)モニター、周知伝達役、スポークスマン、(意思決定→)企業家、障害処理者、資源配分者、交渉者2009/04/02
r_ngsw
0
色々な役割と皮相化、断片情報での判断とか、マネジャー業務の本質、というか変わらない部分なのかな、と。この本自体、古典的名著といいつつ、なにがビックリって、 続き→ https://goo.gl/wqhEqf2017/12/08