内容説明
MOT(Management of Technology)から新・MOT(Management Based on Technology)へ!長らく日本のエレクトロニクス産業におけるリーディング・カンパニー(京セラ)において企業経営を行い、新たに技術経営の博士号(同志社大学)を取得した著者が、「技術を核にして企業を経営する」ための新しいコンセプト「OIBMS(Open Integrated Business Management System)」を提唱、パナソニック、シャープに関する詳細な事例も収める。
目次
第1章 日本電気機器産業の収益率低下と低迷(電気機器産業の収益率の推移;電気機器産業の収益率低迷に関する先行研究サーベイ ほか)
第2章 産業化時代から情報化時代へのパラダイムシフトと世界の電気機器産業(先行研究による時代背景と技術革新のサーベイ;パラダイムシフトの下での日本電気機器産業の動向 ほか)
第3章 「情報化時代に適した技術経営」に関する先行研究サーベイと仮説設定(情報化時代における米国東海岸企業と西海岸企業の技術経営;情報化時代における日本電気機器産業の技術経営 ほか)
第4章 技術経営に関する事例研究を通しての仮説の検証(事例研究の方法;パナソニックのケース ほか)
第5章 技術経営に関する実証研究を通しての小仮説3の検証(企業の収益性と「市場有用性のある技術」の活用の代理指標;回帰分析による仮説の検証 ほか)
著者等紹介
西口泰夫[ニシグチヤスオ]
1943年大阪生まれ。1972年大阪教育大学大学院修士課程修了。2009年9月同志社大学大学院総合政策科学研究科総合政策科学専攻、技術・革新的経営研究コース博士課程(後期課程)修了。博士(技術経営)。1975年京セラ株式会社入社。1987年取締役電子部品事業本部長。1989年常務取締役情報通信本部長。1992年代表取締役専務。1997年代表取締役副社長。1999年代表取締役社長。2005年代表取締役会長兼CEO。2006年取締役相談役(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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