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日本企業の戦略インフラの変貌

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  • サイズ A5判/ページ数 227p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784561234098
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C3034

内容説明

本書は、2000年に実施された財団法人関西生産性本部の第8回経営実態調査をもとにした研究の成果である。この調査は、1965年以来5年ごとに、わが国主要企業の組織や戦略、経営の仕組みの実態を構造と運用の両面から調査・分析することを目的に実施されている。第8回を迎えた今回は、神戸大学大学院経営学研究科と関西生産性本部の共同事業として、全証券取引所上場企業3,562社、および資本金10億円以上の非上場企業897社を対象に郵送アンケート調査を行った。本書は、そのデータを詳しく分析し、経営学の先端のテーマと結び付け、理論的なメッセージを打ち出すことを企図して取り組まれた研究の成果である。

目次

日本企業のインフラ
1 「制度インフラ」(コーポレート・ガバナンス:社外取締役の有効性;日本企業の雇用と人事の現状と変革)
2 「文化インフラ」(「失われた10年」における日本企業の文化変化;日本企業における理念浸透活動とその効果)
3 「情報インフラ」(顧客関係情報システム;情報化と企業間取引インフラ ほか)
次代の戦略インフラの構築に向けて―7つのメッセージ

著者等紹介

加護野忠男[カゴノタダオ]
1947年大阪府大阪市生まれ。1970年神戸大学経営学部卒業。1975年同大学院博士課程修了。1988年神戸大学経営学部教授、神戸大学より経営学博士の学位を取得。現在、神戸大学大学院経営学研究科教授。著書に『日本企業の多角化戦略』(共著、日本経済新聞社:日経経済図書文化賞受賞)、『日米企業の経営比較』(共著、日本経済新聞社:組織学会賞受賞)などがある

坂下昭宣[サカシタアキノブ]
1946年香川県小豆島生まれ。1970年神戸大学経営学部卒業。1973年同大学院修士課程修了。1988年神戸大学より経営学博士の学位を取得。現在、神戸大学大学院経営学研究科教授。著書に『組織行動研究』(白桃書房:組織学会賞受賞)などがある

井上達彦[イノウエタツヒコ]
1968年兵庫県西宮市生まれ。1992年横浜国立大学経営学部卒業。1997年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。神戸大学より博士(経営学)の学位を取得。現在、早稲田大学商学部助教授。著書に『経営情報学会誌』(経営情報学会論文賞受賞)などがある
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