プロダクト・リアライゼーション戦略―3次元情報技術が製品開発組織に与える影響

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784561233336
  • NDC分類 507.6
  • Cコード C3034

内容説明

本書は、3次元情報技術―もっと特定していえば、3次元CAD、CAE、CAM、ラピッド・プロトタイピングといった製品開発過程に使われる3次元の立体データをベースにした情報技術―が製品開発組織に与えるインパクトを扱っている。CAD、CAE、CAMといえばエンジニアのための特殊な技術で、インターネットやマルチメディアといったオフィスワークや家庭で使われる情報技術とはまったく別の世界のものに思われるかもしれない。しかし、1990年代に入ってから普及し始めた新世代の3次元技術によって、両者は接近しつつある。企業戦略におけるインターネットの重要性は広く認識されるようになった。製品開発現場でも、組織や産業の構造に影響を与えかねないポテンシャルを持った、ものづくりのマルチメディア化とでもいうべき現象が起こっているのである。

目次

第1部 現状と理論(製品開発における3次元情報技術の普及;製品開発プロセスの改革;情報技術の導入戦略)
第2部 実証研究(分析フレームワークとリサーチの設計;部門間・企業間コミュニケーションの変化;パフォーマンスへの効果)
第3部 ダイナミック・プロセスに向けて(組織特性の影響;分業の変化;ものづくり産業における協働構造の再構築に向けて)

著者等紹介

竹田陽子[タケダヨウコ]
1988年京都大学文学部卒業。1988-1993年(株)ジャパン・マーケット・リサーチ・ビューロ勤務。1995年慶応義塾大学経営管理研究科より経営学修士取得。1999年慶応義塾大学経営管理研究科より博士(経営学)取得。1998年より国際大学グローバル・コミュニケーション・センター専任講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品