出版社内容情報
日頃、組織が直面する問題の要因として、業務プロセスや 仕組みなどといった見かけに隠された人間関係の問題が約80%を占めると 言われる。
著者は、個人のセルフ・エスティーム(「自信」)に着目し、信頼感ある人間関係を構築していくことが重要として、 自己への深い気づきに 遡って、組織の問題解決を目指す。
日本に導入され四半世紀という実績を持つチームビルディングの方法論を分かりやすくまとめ、特に、この組織編は個人編での検討を踏まえ、あるべき組織を追究する。
内容説明
関わりの質が変わると関係が変わる。関係の質が変わると組織が変わる。自律・創発・協働型組織を作る。
目次
第1章 生産性の高いチームをつくる―協働性の高い、オープン・チームワーク(チームワークと生産性;チームワークへのアプローチ;オープン・チームワーク)
第2章 個人の業績を最高にする―業績の向上と創造性を発揮する(個人の業績考課を再考する;ヒューマン・エレメント・アプローチ;創造性と論理的な考えにおける障害を除く)
第3章 コンコーダンスによる意思決定―全員が支持するより良い意思決定の開発、活用(ヒューマン・エレメント・アプローチ;コンコーダンスを実施するためのガイドライン;葛藤解決のためのガイドライン)
第4章 リーダーシップとヒューマン・エレメント・アプローチ(リーダーシップにおける謎;ヒューマン・エレメント的組織を定義する;ヒューマン・エレメント的組織をつくる)
終章 真に肝要なこと
著者等紹介
シュッツ,ウィル[シュッツ,ウィル] [Schuts,Will]
1925‐2002。1951年、UCLAにてPH.D取得。同校心理学部からスタートし、ハーバード大学、シカゴ大学、カリフォルニア大学バークレイ校、アルバート・アインシュタイン・メディカルスクール、エサレン研究所などで教える。セラピー、教育、組織の活性化などに関する斬新な理論と経験的技法の研究開発で、国際的に知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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