内容説明
危機的状況に相即する「経験の知」を、社会プロセスの中で醸成する―P.チェックランドが提唱したSSMによる「構え/自覚/覚悟」のマネジメントサイクルを提示。
目次
イントロダクション
第1部 アクションリサーチのエッセンス(行為に関わるとはどういうことか;コトの学事始め ほか)
第2部 アクションリサーチとは何か(アクションリサーチとは何か;ソフトシステム方法論(SSM)とその誤解を糺す(添付論文4) ほか)
第3部 アクションリサーチのやり方(アクションリサーチの実際;フランス・ナントにおける「働くこと」に関するSSMワークショップ(添付論文7) ほか)
第4部 アクションリサーチの展望(アクションリサーチの日本的展開(18.2添付論文10)
異なった世界観の同居を可能にする「アコモデーション」がシナジーを生成する:チェックランドとの対話(添付論文11) ほか)
著者等紹介
内山研一[ウチヤマケンイチ]
1949年東京生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、民間企業に約20年勤務。1996年ランカスター大学経営大学院(修士)。1999年ロンドン大学(LSE)よりPh.D.取得(専攻はアクションリサーチ、SSM)。2000年大東文化大学経営学部企業システム学科勤務。現在同大学教授。2004‐2005年リヨン経営大学院客員教授。2013‐2014年ナント経営大学院客員教授。2003年~日本アクションリサーチ協会会長。2020年4月~青山学院大学客員教授・大東文化大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。