内容説明
本書は現代企業の具体的モデルとして、株式会社方式の私企業、その製造業を想定して議論を進める。そこで研究された問題は建設業やサービス業、その他の企業や非営利組織の多くに普遍的に適用できる問題が大部分であり、特殊問題を付加すれば足りるといっても間違いではない。
目次
第１部 経営学の基本問題（経営学の課題と方法；企業形態と現代の経営；社会的存在としての企業；経営目的と経営管理；経営学の生成と発展；経営組織の形成；動機づけとリーダーシップ）
第２部 経営組織と経営戦略の展開（企業の協働組織；経営組織の諸形態；経営組織の分権化；経営戦略とマーケティング；経営計画；生産活動の管理；企業文化と組織慣性；日本的経営と国際化）
著者等紹介
持本志行［モチモトトシユキ］
朝日大学教授・大学院経営学研究科、博士（工学）。１９４７年（株）日本製鋼所入社・勤続４１年間、関連会社社長退任。１９８８年七尾短期大学教授、１９９０年朝日大学教授。著書に『現代の経営（第２版）』中央経済社（１９９５、初版１９９１）『現代企業の経営管理（第２版）』中央経済社（２０００、初版１９９３）『価値生産の方法』白桃書房（１９９８）、経営科学文献賞受賞、他
荒深友良［アラフカトモヨシ］
朝日大学助教授・経営学部経営学科。１９９０年朝日大学経営学部経営学科卒業。１９９２年名古屋大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。１９９５年名古屋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。１９９５年朝日大学経営学部経営学科専任講師
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