出版社内容情報
多様化する近代以降のフェミニズムに注目し、個々の思想や運動を歴史的・地域的な文脈に位置づけながら、大きな潮流を捉える。
内容説明
「女性の権利と思想と行動の自由を求める闘い」は、さまざまな思想的・哲学的・政治的な思想潮流や、社会的・政治的な動員に表われている。本書は、近代以降の多様化する世界のフェミニズムに注目し、それぞれの思想や運動を、歴史的・地域的な文脈に位置づけながら、大きな潮流を捉える。
目次
序章 グローバルなアプローチ
第一章 男女平等の主張と女性の解放(一七八九年~一八六〇年)(人権(男性の権利)と女性の権利―アメリカおよびフランスの革命の潮流
フェミニズムと初期社会主義
改革派フェミニズム)
第二章 国際化の時代(一八六〇年~一九四五年)(ナショナルおよび国境横断的な集合的ダイナミズム;平等のための闘い;新しい女性たちと解放)
第三章 男女平等と女性解放のために(一九四五年~二〇二〇年)(改革派フェミニズムの連続性;フェミニズム運動のラディカルな刷新(一九六〇年~一九八〇年)
フェミニズムの拡散と多様化(一九八〇年~二〇二〇年))
結論
著者等紹介
ロシュフォール,フロランス[ロシュフォール,フロランス] [Rochefort,Florence]
フランス国立科学センター(CNRS)所属の歴史家。専門はフェミニズム・女性・ジェンダーの歴史、習俗のライシテ
伊達聖伸[ダテキヨノブ]
フランス国立リール第三大学博士課程修了。博士(宗教学)。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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