文庫クセジュ<br> ヨーロッパの地政学―安全保障の今

個数:

文庫クセジュ
ヨーロッパの地政学―安全保障の今

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月30日 04時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 160p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560510650
  • NDC分類 319.3
  • Cコード C1225

出版社内容情報

これまでのヨーロッパの枠組みを捉え直し、中東欧地域や、北大西洋でつながる「西欧」まで広げて国際政治を考察する。

内容説明

ヨーロッパの起源やアイデンティティの形成が、地政学的変遷や経済・政治にどのような影響を与えたのか?また、EUの限界や冷戦後の変化を分析し、現在の脅威と挑戦に対処するための方策を考察する。国家連合としてのヨーロッパの役割とは?

目次

序章
第1章 ヨーロッパの輪郭とアイデンティティ(地政史学と長い時間;アジアに向かって開かれた大陸;精神的姿としてのヨーロッパ)
第2章 グローバル・アクターとしてのEUの限界(成立したヨーロッパ―政治的野心と大市場の間;汎ヨーロッパ連邦であっても、「ヨーロッパ=強国」ではない;防衛共同体としてのヨーロッパとヨーロッパの防衛とは違う)
第3章 挑戦、脅威、応答―パワーのさまざまな尺度(ヨーロッパにのしかかる脅威;ヨーロッパに不利な状況と長期的な傾向;超人が跋扈する世界における可変翼のヨーロッパ)
結論 ヨーロッパよ、あなたはどこへ行くのか

著者等紹介

モングルニエ,ジャン=シルヴェストル[モングルニエ,ジャンシルヴェストル] [Mongrenier,Jean‐Sylvestre]
地政学博士、歴史・地理学教授資格を持つ。ブリュッセルとパリに本拠を構える「トーマス・モア研究所」研究主任。またパリ第8大学付属の「フランス地政学研究所」客員研究員

中村雅治[ナカムラマサハル]
1945年静岡県生まれ。1980年上智大学大学院国際関係論専攻博士課程満期退学。1994年上智大学外国語学部フランス語学科教授。パリ政治学院、グルノーブル政治学院客員教授。現在上智大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Melody_Nelson

4
ロシアのウクライナ侵攻以来、ヨーロッパの結束が一層求められるようになったが、そのヨーロッパの歴史や問題点などをコンパクトにまとめた本。但し、随所に注釈が必要な事項が入り、読みにくいが。最後の訳者のまとめが非常にわかりやすい(これで十分かも…)。ヨーロッパ連合は伝統的に英仏の軸が基本のようだが、英国が脱退したEUは仏独の軸になるのだろうが、今後EU各国で保守政権が出来てきたらどうなるのだろう。また、アメリカがあんなことになったので、NATOの意義も問われる中、ヨーロッパの軍事力も気になるところ。2025/03/15

Humbaba

1
国を富ませるためには資源が重要である一方で、その資源は有限のものであり、かつ偏在している。そのため、どのようにして自国の資源を確保するのかというのはとても重要な課題となる。個人の関係とは異なり国同士の関係となれば無条件の信頼など成立はしない。そのような環境下での判断となれば、たった一つの物事だけで大きく動くことは少なく、様々なものが絡み合って判断が下される。2024/12/22

takao

1
ふむ2024/10/22

Teo

1
ちょっと予想していた内容とは違った。ヨーロッパの地政学とあるので、地理的な位置によってどうヨーロッパが扼されているのか、そう言う感じだったが、確かにハートランドの連中に、特にロシア・中国・アラブによって安全保障が脅かされていてそれにどうやって来たのかは書かれているが、まるで防戦一方の内容みたいだった。一つ収穫だったのはフランスの著者も今や中国の脅威は認識してる様だ。2024/09/06

ふら〜

1
フランス人知識人の著者によるヨーロッパを取り巻く安全保障環境と行く末についての考察。一つの主権国家的な形でまとまるのは難しく、NATOを拠り所にした緩やかな連衡が良いとする。知識人特有の言い回しの多さ(訳注の多さに表れている)で多少読みづらさもあったな、ただこれは致し方なし。2024/08/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21969527
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品