出版社内容情報
1991年の独立以降、ウクライナが直面した重要な段階を描き、ロシア、EU、NATOとの関係がどう変化したかを明らかにする。
内容説明
ソ連崩壊後、ウクライナは、欧州そしてロシアとどのような関係を維持してきたのか?本書は、ウクライナの外交政策を特徴づけた重要な段階を描きながら、歴代政権が推し進めてきた方針に、ウクライナ国民がどのような判断を下したのかを、さまざまな調査結果から明らかにする。
目次
第1章 ウクライナの「欧州への回帰」(ウクライナ指導者による欧州の選択;ウクライナの欧州統合―支障だらけの道のり;ウクライナ国民から見た欧州)
第2章 ウクライナとロシアの関係(一九九一年以降の慢性化した緊張状態;強い依存;ウクライナ社会におけるロシアに対する見方―ユーロマイダン以前と以後)
著者等紹介
アルマンドン,エマニュエル[アルマンドン,エマニュエル] [Armandon,Emmanuelle]
政治学者。ウクライナ、ウクライナ・ロシア関係の専門家。フランス国立東洋言語文化学院(INALCO)で教鞭をとり、現在はエコール・サントラル(INALCO)で教鞭をとり、現在はエコール・サントラル(フランス国立中央理工科学校)グループの国際ネットワークで研究を行っている
村松恭平[ムラマツキョウヘイ]
1984年生まれ。ル・モンド・ディプロマティーク日本語版の会代表理事・翻訳者。フランス語講師。上智大学外国語学部フランス語学科卒。東京外国語大学大学院博士後期課程単位取得満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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