出版社内容情報
さまざまな論争を呼ぶ100の用語を解説
「絶滅」「ジェノサイド」「ホロコースト」「フルブン」「ショア」「最終解決」「ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅」。いずれも同時期にヨーロッパのユダヤ人に対して行なわれた出来事を表わし、これらの言葉の選択/使用については議論となる。本書は、まずこれら7つの言葉の解説から始まる。それらがいつ、どのような意味で使われていたのか? その使われ方は時代とともにどのように変わっていったのか?
残りの93語は、7語に関連する、施設(「強制収容所」「絶滅収容所」「絶滅センター」「ガス室」「ガス・トラック」)、出来事(水晶の夜、ヴァンゼー会議、ニュルンベルク裁判)、人物(ヒトラー、アイヒマン、ハイドリヒ、ヒムラー)、作品(『シンドラーのリスト』『夜』『ショア』)等を解説する。
ショアに関連する記事や作品に触れる際、どの言葉が選択されているのか注意されたい。
内容説明
絶滅、ジェノサイド、ホロコースト、フルブン、ショア、最終解決、ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅。いずれも同時期にヨーロッパのユダヤ人に対して行なわれた出来事を表わすが、その言葉の使用の適切さに関しては、決まって議論となる。本書はこれら用語を整理し、それにかかわる出来事、人物、場所等を解説する。
著者等紹介
ブリュットマン,タル[ブリュットマン,タル] [Bruttmann,Tal]
歴史家。「ショア」とフランスにおける反ユダヤ主義の専門家で、とくに第二次世界大戦中の反ユダヤ主義問題をめぐって多彩な執筆、啓発活動を行なっている
タリコヌ,クリストフ[タリコヌ,クリストフ] [Tarricone,Christophe]
歴史学の教授資格者。リセの歴史教員、歴史教科書の執筆者の一人。現在は東欧におけるショアの写真の分析研究に携わる
宇京頼三[ウキョウライゾウ]
1945年生まれ。三重大学名誉教授。フランス文学・独仏文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kuliyama
沖縄電鉄社長
ふら〜