出版社内容情報
ヘラクレイトスからスローターダイクまで
文庫クセジュの名前の由来でもある、モンテーニュの「私は何を知っているのか(ク・セ・ジュ)?」。のちにデカルトは、この究極の不確実性が、疑い・考えることの確実性と、それゆえに存在することの確実性を含んでいると証明する。
本書は、古代ギリシアから21世紀初頭まで約2500年にわたる代表的な思想家たちの名言をとりあげ、独自の切り口で解説する。100の名言は、哲学者のみならず、神学者や社会思想家などによるものである。彼らはそれぞれ文体をもっており「みな美文家なのだ」と著者は述べる。
解説はそれぞれ1、2ページ程度である。本書に沿って大まかな時代の流れをつかんでも、そのときの気分に合ったものを選んで読んでもよい。そこで参照される他の思想家たちの名言へと飛び越えるのも自由である。さて、今日は何を読もうか?
内容説明
本書は古代ギリシアから二十一世紀初頭までの代表的な思想家たちの名言をとりあげ、独自の切り口で解説する。名言は、哲学者や神学者のみならず、社会思想家など多岐にわたる。彼らはそれぞれに文体をもっており、「みな美文家なのだ」と著者は述べる。ヘラクレイトスからスローターダイクまで、示唆に富んだ名言集。
著者等紹介
ドヴィレール,ロランス[ドヴィレール,ロランス] [Devillairs,Laurence]
1969年生まれ。フランスの哲学教授資格と哲学博士号をそれぞれ取得。専門は、西洋近世哲学とりわけデカルト哲学とその歴史的展開
久保田剛史[クボタタケシ]
1974年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。ボルドー第三大学文学部博士課程修了(文学博士)。ボルドー第三大学外国語(LE,LEA)学部助教(ATER)を経て、青山学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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双海(ふたみ)
くまくま
インテリ金ちゃん
由佳
本の森の迷い人
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