文庫クセジュ<br> うつ病―回復に向けた対話

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うつ病―回復に向けた対話

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  • サイズ 新書判/ページ数 181p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560510131
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C1211

出版社内容情報

現代病ともいわれる「うつ病」。その歴史から、フランスのうつ病臨床をとりまく現状について、一般の人に向けて書かれた啓発書。

内容説明

本書はメランコリーやアケディアといった古典的概念から近代社会へ、そして現代精神医学のバイブルとなった米国DSMマニュアルへと向かう変遷について概説。フランスのみならず、英米圏での最近の知見や議論についても紹介し、この「世紀の災厄mal du si`ecle」について、経験豊富な心理臨床家の立場から考察。現代人が抱えるこの苦悩の、その先の治癒や回復を目指すための手がかりとは。

目次

第1章 メランコリーからうつ病へ(抑うつの不変の苦痛;メランコリーと診断;うつ病診断のパラドックス;うつ病の評価尺度)
第2章 うつ病を説明する(原初の身体論的説明;現代の身体論的説明;うつ病の文化的形象;現在の科学的モデル)
第3章 うつ病とその治療的展望(身体的治療;心理的アプローチ;うつ病からの回復)
第4章 精神分析モデル(うつ病のメタ心理学;抑うつの原因;うつ病患者(主体)の倫理)
第5章 うつ病の未来、うつ病者の将来(うつ病とその未来;うつ病者とその将来;うつ病をめぐる論議)

著者等紹介

ケレール,パスカル=アンリ[ケレール,パスカルアンリ] [Keller,Pascal‐Henri]
臨床心理士、パリ精神分析協会(SPP)に所属する精神分析家。1994年に心理学博士号を取得。2002年には、ローラン・ゴリ、ピエール・フェディダらの推挙により研究指導資格を取得。2005年からポワチエ大学臨床精神病理学科の教授に任命、現在名誉教授。フランス南西部都市ボルドーやポワチエを中心に、臨床実践のみならず教育や啓発活動を続けている

阿部又一郎[アベユウイチロウ]
1999年、千葉大学医学部卒業、精神科医。2008年、フランス政府給費生として渡仏して臨床研修。2011年、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科博士課程修了(医学博士)。現在、伊敷病院勤務、東京医科歯科大学、東洋大学非常勤講師

渡邊拓也[ワタナベタクヤ]
2012年、フランス国立社会科学高等研究院修了(Ph.D)。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了(文学博士)。専門領域は社会病理学、社会史、地域社会学。現在、大谷大学文学部准教授

井原祐子[イハラユウコ]
2013年、慶應義塾大学総合政策学部卒業。2014年、パリ西大学ナンテール・ラ・デファンス校人文社会科学部卒業。聖アントワーヌ病院精神科にて臨床研修。現在、東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース修士課程在籍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

袖崎いたる

8
なるほどね~。自分が何であるのか知っている状態を強いられるというのが言葉で、言葉はそうであるゆえにある種の、抑うつ的な人間を不安にさせる。そこにある種の分裂を見て取れる。自分自身の思考が、自分自身を疎外していること。その疎外感を からだ が覚えるとき、うつは発症するようだ。つまり、からだがまともに警報を鳴らしてくれているのだ。2017/10/03

takao

2
ふむ2023/06/30

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