文庫クセジュ<br> 第一次世界大戦

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文庫クセジュ
第一次世界大戦

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  • サイズ 新書判/ページ数 161,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560510018
  • NDC分類 209.71
  • Cコード C1222

出版社内容情報

誰もが大戦争になるとは予想していなかった。フランスの大戦研究の第一人者が、史上初の総力戦にまでなった経緯、その全容に迫る。

人類が初めて経験した総力戦の全容に迫る
 一九一四年、オーストリア=ハンガリー帝国皇太子の暗殺事件をきっかけに、ヨーロッパ中が大戦争に巻き込まれた。西で、東で、南で、海上で、海の中で戦われ、やがてヨーロッパの外へも広がっていく。この戦争による犠牲者数は一千万近いともいわれ、それまで人類が経験したことのない、常軌を逸したものとなった。
 なぜ非常に近い文化を持った人びとが争うことになったのか? 戦争は望んでいないが、愛国主義ゆえに、いかなる代価を払っても戦争を拒否するまでには至らず、時々刻々と総力戦につながる選択を採っていくのである、と著者はいう。
 本書ではペロンヌ大戦博物館・研究センター名誉所長で、第一次世界大戦の研究者であるジャン=ジャック・ベッケールが、人類が初めて経験した総力戦の全容に迫る。

【著者紹介】
1928年生まれ。フランス現代史。パリ第10大学名誉教授、ペロンヌ大戦博物館・研究センター名誉所長。

内容説明

「避けられる戦争なら、それは起こらないだろう」。バルカン半島で起きたサラエヴォ事件が、ここまで大きな戦争になるとは誰もが予想しなかった。フランスの大戦研究の第一人者が、人類が初めて経験した総力戦の全容に迫る。

目次

第1章 なぜ戦争か?(二十世紀初めのヨーロッパにおける国際関係と世論;サラエヴォ事件;動き出した歯車 ほか)
第2章 西部戦線(総動員;シェリーフェン・プラン;マルヌの戦いの後 ほか)
第3章 東部戦線(動因とロシア国民;戦争;銃後の戦い ほか)
第4章 南部戦線(それぞれの参戦;オスマン帝国、イタリア、ブルガリア、ルーマニア;分散する戦争 ほか)
第5章 全面戦争(封鎖と反封鎖;アメリカの参戦)
第6章 最後の一五分(徹底抗戦;「決戦」一つの時代の終わり)

著者等紹介

幸田礼雅[コウダノリマサ]
1939年生まれ。1966年東京大学仏文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

65
『仏独共同史第一次世界大戦』のフランス側の著者が著した簡便な大戦通史。個々の戦闘についてはあっさりと記述しながら地域ごとに全体を俯瞰している。民衆の動きに目配せがあるのが特徴で、大木毅がしばしば指摘する大戦末期のドイツ兵の「スト破り」も登場する。面白かったのは、フランスではどうやら日露戦争のことを「満洲戦争」と呼んでいるらしいこと。確かにそちらの方が本質に近い気もする。日本海軍の地中海派遣については記述がなく、陸軍を派遣しなかったことに対し「本気で参戦する気はなかった」とする。植民地戦も視野に入っている。2024/08/14

中島直人

7
(図書館)ドイツ、イギリス、フランス、オーストリア、ロシア、イタリア、アメリカ、各々にとり、1914年に始まった戦争はなんだったのか、分かりやすく切り取ってくれる。読みやすく一気読み。面白い、お勧め。2022/01/09

ソノダケン

1
本来起こるはずなかった戦争。その後の世界を決定した大事件。日本人にとって遠い国の出来事。第一次世界大戦は、よくわからない。それでも本書は東部戦線や南部戦線にも公平に紙幅を割き、密度の濃い一冊となっている。文庫クセジュは質が高い。2016/03/02

MH

0
各戦線ごとにまとめられている 初学者向けではない

bittersweet symphony

0
類書があまりなかった第一次世界大戦の概論本は、ちくま新書から木村靖二さんの著作が近い時期に出ましたがこちらをセレクト。緒論と結論のあいだに、西・東・南各戦線とアメリカ参戦後という章立て。仏語本によくあるちと修辞が勝っているところが散見されるのが玉に瑕ですが(文脈を追うのに苦労するレベルのものは勘弁願いたいところ)、概論としては間違いない内容なのではないかと思います。が、誤植というか変換ミスが頻繁に出てきてこれは白水社刊としてはちと致命的な印象、購入する場合は遅い版で再校正されたものにしないと駄目そう。2015/09/30

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