内容説明
著者は、アラン・デュカスのシェフ・ソムリエ。ワインの造り方、取り扱い方、取引や歴史、味わい方に関する用語がまとめられ、用語集としても、読み物としても楽しめる。基本的用語から、かなり専門的なものにいたるまで、わかりやすく解説している。真にワインを楽しむためのすぐれた手引書。
著者等紹介
守谷てるみ[モリヤテルミ]
1982年、南山大学文学部仏語学仏文学科卒業。自動車メーカー、電子部品メーカー勤務を経て、現在フランス語翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nitti
2
シリーズ本だったんですね。 老練なソムリエが若い愛好家へ道を示すように含蓄ある言葉を紡いだ・・・というような一冊。ワイン初心者にはさっぱりで、高みから見下ろされるようだったけれど、知識のためというよりワインとの向き合い方、みたいな本でした。自分が著者の段階に至ることはきっとないので興味深い。 ワインの涙、酒脚はちゃんと見てみたい。 ボルドー銘菓のカヌレは、ワインの清澄に卵白が大量に使われ余った卵黄の利用方法として考えられたお菓子なんだとか。 ビオのワインはそれとわかるミネラルの味がするんだそうだ。 2018/10/15