文庫クセジュ<br> 大学の歴史

個数:

文庫クセジュ
大学の歴史

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 02時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 174,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560509401
  • NDC分類 377.2
  • Cコード C1237

内容説明

十三世紀初め、大学は、ボローニャなどで誕生した。このヨーロッパ・モデルが世界中へと広がり、それぞれの地域で独自に成長をとげていく。本書は、その足跡をたどり、制度の変容と、繰り返されてきた改革について紹介する。大学をめぐる議論が高まるいま、必読の解説書。

目次

第1部 中世の大学から、アンシアン・レジームの大学まで(中世における大学の誕生とその躍進;大学と中世文化;近代の大学、権力、社会(十六~十八世紀)
近代における大学の危機と改革)
第2部 大革命以後(第一の革新―学問か、それとも職業か(一七八〇年頃~一八六〇年頃)
第二の変革―研究か、それとも社会的開放か(一八六〇~一九四〇年))
総決算―一九四五年以降のあらたな大学の世界へ

著者等紹介

岡山茂[オカヤマシゲル]
1953年生まれ。早稲田大学政治経済学術院教授

谷口清彦[タニグチキヨヒコ]
1977年生まれ。上智大学大学院博士課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラウリスタ~

14
クリストフ・シャルル目当て。意外にもドイツの大学は19世紀には英仏米に対してモデルとなっていた(ドイツに追いつけ)。英仏は「大学」なるものに対する理念が硬直的だったが、アメリカでは「ビジネス・スクール」なんていう「学問ではない」と思われていたものの大学院までできる(ハーヴァードのは1908)(それを現代日本人が知のトップだと見るのは、それは違うぞと思うのだけど)。19世紀フランスでは法学、医学部の権威が高く(修学期間が長く、学費も高い)、文学、理学などは(一年制、安い)、志願者も少なく教師の給料も低い。2021/05/13

渓流

3
思った内容と若干違っていたが、大学は、「新たな大衆としての学生を受け入れながら、増え続ける予算を食いつぶすセクターになっているとはいえ、民主主義の欠如に苦しむ国々にとっては19世紀の欧州においてと同様に、政治的な抑圧を最初に批判しうる場の1つである。13世紀から大学が経験してきたあらゆる変化にもかかわらず、この批判と言う機能は、社会的な諸勢力によって脅かされながらも7世紀にわたって続いてきた、大学と言う知的冒険にとっての真の赤い糸なのである」という結論に甚く同感する。2009/11/16

たぬき

1
フランスだから フランスモデルを ちょいと 濃い目に2012/12/13

Natsuko Anastasia Ariyama

0
読んだ本に追加2014/06/10

Steppenwolf

0
週間金曜日の書評でをみて本書を購入した。欧州の大学中心の説明であった。なかでもドイツに関する記述が多い。日本では一部意外危機的状況にある。その状況の中本書に述べられているイタリアにおけるファシストによる大学改革が印象に残った。すなわち大学を3グループに分け一番弱いところの予算を削るというものであった。まさしく現代の日本で行われていることである。大学ランキングに関しても記述があり結局伝統校が高位にランクされるようにできているように思った次第である。要するにランキングを当てにするのは少なくとも知的怠慢である。2009/12/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/269283
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。