ロマノフ朝史 1613‐1918〈上〉

個数:

ロマノフ朝史 1613‐1918〈上〉

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 05時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 674p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560098561
  • NDC分類 238.05
  • Cコード C0022

出版社内容情報

「ロシア帝国300年間」の栄枯盛衰と人間模様

 本書は、上巻がピョートル大帝からエカチェリーナ大帝、ナポレオン戦争まで、下巻がクリミア戦争から、日露戦争、第一次大戦、ロシア革命までの300年間、愛憎相半ばする一族、戦争と革命、陰謀と謀反、弾圧と殺害、性愛と嗜虐……王朝の絢爛たる歴史絵巻と血にまみれた「秘史」を、赤裸々に物語る通史だ。欧州の公文書館の膨大な史料、未刊行の日記類、未公開の書簡などに基づいて、ロマノフ朝の栄枯盛衰を追いながら、登場人物たちの心理の襞にまで分け入り、臨場感あふれる筆致で描き出している。著者は本書の主題を、「ロマノフ家は偉大な王朝であるだけでなく、絶対的専制支配の象徴であり、その歴史は絶対的権力につきまとう愚昧と傲慢の物語集に他ならない」と述べている。
 著者は英国の歴史家・作家で、『スターリン:赤い皇帝と廷臣たち 上・下』で「英国文学賞」の年間大賞、『スターリン:青春と革命の時代』(以上、白水社)で「コスタ伝記文学賞」ほか多数を受賞している。
 カラー口絵各16頁・地図・家系図・人物紹介・人名索引(下巻)を収録。

内容説明

ピョートル大帝からエカチェリーナ大帝、ナポレオン戦争まで。「ロシア帝国三〇〇年間」の栄枯盛衰と人間模様。愛憎相半ばする一族、戦争と革命、陰謀と謀反、弾圧と殺害、性愛と嗜虐…王朝の絢爛たる歴史絵巻と血にまみれた「秘史」を、英国の歴史家が赤裸々に物語る。カラー口絵16頁・地図、家系図・人物紹介を収録。

目次

序章 動乱の嵐の中に立つ少年二人
第1幕 王朝の隆盛―リューリク朝および初期ロマノフ朝系譜(1500‐1700)(花嫁選考会―登場人物;若き修道僧―登場人物;銃兵隊の反乱―登場人物;酔いどれ宗教会議―登場人物)
第2幕 絶頂期の王朝―ロマノフ朝系譜(1700‐1800)(皇帝―登場人物;女帝の時代―登場人物;ロシアのヴィーナス―登場人物;黄金時代―登場人物;陰謀―登場人物 ほか)

著者等紹介

モンテフィオーリ,サイモン・セバーグ[モンテフィオーリ,サイモンセバーグ] [Montefiore,Simon Sebag]
国際的なベストセラー作家であり、各種の出版賞を受賞したその作品は48ヵ国語に翻訳されて刊行されている。『エカチェリーナ大帝とポチョムキン』はサミュエル・ジョンソン賞の最終選考に残り、『スターリン:赤い皇帝と延臣たち 上・下』(白水社)は英国文学賞の年間大賞を受賞した。また、『スターリン:青春と革命の時代』(白水社)はコスタ伝記文学賞、ロサンジェルス・タイムズ伝記文学賞、エルサレムのブルーノ・クライスキー政治文学大賞、米国のJBC年間出版大賞、中国の文津図書賞などを受賞している

染谷徹[ソメヤトオル]
1940年生。東京外国語大学ロシア語科卒。ロシア政治史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

25
イワン雷帝といえばイリヤ・レーピンの絵画『イワン雷帝とその息子』が有名だ。後継者であるイワンを杖で殴って殺してしまった事に呆然とする姿が描かれている。ロシアの国土を広げた大君であることは確かだが、気分が変わりやすく、周囲は常に彼を恐れていた。杖で殴ったツケは子孫に回ってくる。気分屋の雷帝をうまくあやしたのが、最初の妻アナスタシア・ロマノヴナだ。初代ミハイルからアレクサンドル二世まで書かれており、ロマノフ朝の二大スタ―、ピョートル一世(表紙絵)とエカチェリーナ二世が登場。2021/08/25

MUNEKAZ

11
イギリス人の歴史家による王朝史。上巻はアレクサンドル1世まで。陰謀やら愛憎やらが渦巻き、ゴシップ満載の猥雑な記述に胃もたれしそうな内容。宮廷という狭いサークルの中で、生死を賭けた権力ゲームに勤しむ人々の姿は、個人と権力が一体となった専制政治のグロテスクな面を見ているよう。ただ同時に上巻は、ロマノフ朝ロシア帝国が成り上がる物語とも読める。タタール人に支配されていた北の辺境国が、ついにはナポレオンからヨーロッパを開放する立役者に。まさに栄光の絶頂というところでアレクサンドル帝は急死し、下巻に続くのである。2024/01/04

TK39

4
ロシアを支配したロマノフ家の歴史。ヨーロッパの歴史本を読んでいるとロシアは必ず出てくる。ピョートル大帝、エカチェリーナなどどのようにロシアを拡大したのか?スウェーデンやポーランドも一時はかなり勢力を拡大した。ロシアは西欧とは異なる文化、歴史を持つ。一方でエカチェリーナは元々ゲルマン、イギリス王室もゲルマンの血が濃い。というはやはりドイツがヨーロッパの中心か。しかし、男女の話が多すぎて、ちょっと辟易。2021/10/10

気球に乗ってる人

1
ロシア史を知っておきたいと思い購入。全体的に記述は淡々として作者のイデオロギーは感じず、歴史上の人物の肉筆・肉声を多く引用して、いわばロマノフ朝時代を一つの物語として把握させようという試みは完全に成功していると思う。注釈も充実しており、訳文はこなれて読みやすい。途中、作者のご先祖様のエピソードが挟まっているのも、歴史のつながりのようなものを感じることができて良かったように思う。上下巻合わせて15000円。「くぅ~マジか~」と思いつつレジに持って行ったが、今では十分ペイしたと思ってます!!!!2022/07/27

あらい/にったのひと

1
なかなか時間かかってますが読み終わり。いやー面白い面白い。文句なしに面白い。自分で人名や相関図をまとめたらもっと面白いかも。いろいろ参考になるし、罵倒の語彙が増えます。やはり歴史の本は面白いですねえ。2022/07/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18157301
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。