ノートルダム―フランスの魂

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ノートルダム―フランスの魂

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560098349
  • NDC分類 523.353
  • Cコード C0022

出版社内容情報

2019年4月15日、世界遺産である築850年の大聖堂が炎に包まれた。その比類ない歴史を見つめ、国家の象徴となった道程を辿る。

内容説明

「我らがパリの聖母」よ、永遠なれ。2019年4月15日の宵、築850年の大聖堂が焔に包まれた。フランスの栄光と悲惨、勝利と挫折を目撃しつづけた比類ない歴史を見つめ、保存運動と修復を経て、未曾有の危機を克服した今、再建のあり方を問いかける。

目次

1 二〇一九年四月十五日―火災の夜
2 一一六三年―礎石
3 一五九四年と一六三八年―ブルボン王朝
4 一七八九年―理性、最高存在、そしてワイン
5 一八〇四年―ナポレオンの戴冠式
6 一八三一年―ヴィトル・ユゴーの小説はいかにしてノートルダムを救ったか
7 一八四四年―ヴィオレ=ル=デュク
8 一八六五年―オースマンがシテ島を「すっきり片づける」
9 一九四四年―ド・ゴール将軍とパリ解放
10 二〇一三年―ノートルダムの鐘
11 二〇一九年―ノートルダムの再建をめぐる争い

著者等紹介

ポワリエ,アニエス[ポワリエ,アニエス] [Poirier,Agn`es]
1975年パリ生まれのジャーナリスト、作家。パリ政治学院で政治学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで国際史を学ぶ。「ラジオ・フランス」のプロデューサーを務め、「ル・モンド」(仏)、「ガーディアン」(英)、「ニューヨーク・タイムズ」(米)等に定期的に寄稿。カンヌ映画祭の英国映画関連の顧問、2015年にはBBCの「デイトライン・ロンドン」のパネリストを務める

木下哲夫[キノシタテツオ]
1950年生まれ。京都大学経済学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kthyk

18
12世紀後半の建設。フランス革命による恐怖政治の中、オルガニストは聖歌に変え革命歌を奏し建物を守る。19世紀の七月革命の中、ユーゴは執筆。小説の破格の成功により、崩れかかった建物を修復、保存を目的とする国家機関の設置。19世紀末、建築家ヴィオレ・ル・デュクは中世の壮麗さを取り戻す。20世紀のパリ解放の中、ド・ゴールは200万の喝采の浴びシャンゼリゼを歩き終え、大聖堂に立ち寄りミサに参列。狙撃手による数発の銃弾を浴びせられるが、彼は胸を張って歩き続け、身廊を抜け内陣へ向かう。そして現在、再建はまだ炎の中か?2023/02/22

スプリント

7
火災に見舞われたノートルダム。 その歴史と火災から復興しようとする現状について知ることができました。2021/07/04

クロンショー

4
遙か昔からパリの中心にあり、多くの栄光と悲惨、繰り返される勝利と挫折のたびごと、鐘楼の鐘は鳴らされ、祈りが捧げられ、人々の心の拠り所となってきたノートルダム。あの日、噴き上がる焔と煙の中で尖塔がゆっくりと崩れ落ちたとき、対岸で涙しながら静かに聖歌を合唱する人々の心にあったもの、命を省みずに火炎の中に飛び込んでいった消防隊員達が護ろうとしたもの、それらがこの本で語られている。5年あまりの修復を経て、新たな尖塔が天を指し、薔薇窓は鮮やかな光を取り戻し、来週、聖母の名を冠する大聖堂は再び全世界の人々に扉を開く。2024/11/30

渓流

3
フランスの魂と筆者がおもうノートルダムに纏わる歴史と尖塔が燃え落ち再生中の現在のありようを蘊蓄を鼻にかけて書いた評論。学術書ではないのだから引用文を鍵付きで挿入するのはやめてもう少し砕けた言い回しで語るとよいのにね。天国の世界を無知蒙昧な民衆に理解させようと小難しい教義ではなく、薔薇窓のステンドグラスを作って諭したようにもう少し易しい言い回し(易しくないのは訳文のせいかな)で書いてくれたら聖母マリアにささげられたノートルダムももっと喜ぶだろうに。それにしても博識ですなぁ。流石最高学府出の著者だけはある。2021/05/16

Go Extreme

2
2019年4月15日―火災の夜 1163年―礎石 1594年と1638年―ブルボン王朝 1789年―理性、最高存在、そしてワイン 1804年―ナポレオンの戴冠式 1831年―ヴィトル・ユゴーの小説はいかにしてノートルダムを救ったか  1844年―ヴィオレ=ル=デュク 1865年―オースマンがシテ島を「すっきり片づける」 1944年―ド・ゴール将軍とパリ解放 2013年―ノートルダムの鐘 2019年―ノートルダムの再建をめぐる争い2021/04/19

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