ノートルダム―フランスの魂

個数:
電子版価格
¥2,970
  • 電書あり

ノートルダム―フランスの魂

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560098349
  • NDC分類 523.353
  • Cコード C0022

出版社内容情報

2019年4月15日、世界遺産である築850年の大聖堂が炎に包まれた。その比類ない歴史を見つめ、国家の象徴となった道程を辿る。

内容説明

「我らがパリの聖母」よ、永遠なれ。2019年4月15日の宵、築850年の大聖堂が焔に包まれた。フランスの栄光と悲惨、勝利と挫折を目撃しつづけた比類ない歴史を見つめ、保存運動と修復を経て、未曾有の危機を克服した今、再建のあり方を問いかける。

目次

1 二〇一九年四月十五日―火災の夜
2 一一六三年―礎石
3 一五九四年と一六三八年―ブルボン王朝
4 一七八九年―理性、最高存在、そしてワイン
5 一八〇四年―ナポレオンの戴冠式
6 一八三一年―ヴィトル・ユゴーの小説はいかにしてノートルダムを救ったか
7 一八四四年―ヴィオレ=ル=デュク
8 一八六五年―オースマンがシテ島を「すっきり片づける」
9 一九四四年―ド・ゴール将軍とパリ解放
10 二〇一三年―ノートルダムの鐘
11 二〇一九年―ノートルダムの再建をめぐる争い

著者等紹介

ポワリエ,アニエス[ポワリエ,アニエス] [Poirier,Agn`es]
1975年パリ生まれのジャーナリスト、作家。パリ政治学院で政治学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで国際史を学ぶ。「ラジオ・フランス」のプロデューサーを務め、「ル・モンド」(仏)、「ガーディアン」(英)、「ニューヨーク・タイムズ」(米)等に定期的に寄稿。カンヌ映画祭の英国映画関連の顧問、2015年にはBBCの「デイトライン・ロンドン」のパネリストを務める

木下哲夫[キノシタテツオ]
1950年生まれ。京都大学経済学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kthyk

16
12世紀後半の建設。フランス革命による恐怖政治の中、オルガニストは聖歌に変え革命歌を奏し建物を守る。19世紀の七月革命の中、ユーゴは執筆。小説の破格の成功により、崩れかかった建物を修復、保存を目的とする国家機関の設置。19世紀末、建築家ヴィオレ・ル・デュクは中世の壮麗さを取り戻す。20世紀のパリ解放の中、ド・ゴールは200万の喝采の浴びシャンゼリゼを歩き終え、大聖堂に立ち寄りミサに参列。狙撃手による数発の銃弾を浴びせられるが、彼は胸を張って歩き続け、身廊を抜け内陣へ向かう。そして現在、再建はまだ炎の中か?2023/02/22

スプリント

7
火災に見舞われたノートルダム。 その歴史と火災から復興しようとする現状について知ることができました。2021/07/04

渓流

3
フランスの魂と筆者がおもうノートルダムに纏わる歴史と尖塔が燃え落ち再生中の現在のありようを蘊蓄を鼻にかけて書いた評論。学術書ではないのだから引用文を鍵付きで挿入するのはやめてもう少し砕けた言い回しで語るとよいのにね。天国の世界を無知蒙昧な民衆に理解させようと小難しい教義ではなく、薔薇窓のステンドグラスを作って諭したようにもう少し易しい言い回し(易しくないのは訳文のせいかな)で書いてくれたら聖母マリアにささげられたノートルダムももっと喜ぶだろうに。それにしても博識ですなぁ。流石最高学府出の著者だけはある。2021/05/16

Go Extreme

2
2019年4月15日―火災の夜 1163年―礎石 1594年と1638年―ブルボン王朝 1789年―理性、最高存在、そしてワイン 1804年―ナポレオンの戴冠式 1831年―ヴィトル・ユゴーの小説はいかにしてノートルダムを救ったか  1844年―ヴィオレ=ル=デュク 1865年―オースマンがシテ島を「すっきり片づける」 1944年―ド・ゴール将軍とパリ解放 2013年―ノートルダムの鐘 2019年―ノートルダムの再建をめぐる争い2021/04/19

cocomero

2
2019年4月15日火災にみまわれた、パリのノートル=ダム大聖堂について、この初期ゴシックを代表する建築が歴史的にどのように位置づけられてきたのか、ジャーナリスティックな観点から考察される。ゴシックつまりフランス式建築の始まりを告げるサン=ドニ修道院教会堂など、王室ご用達の王政建築に対して、自由の女神よろしく、民主主義的な体制をよしとする国家フランスの建築として台頭し定着していく様が示される。権力との癒着もさることながら、宗教よりも自民族的アイデンティティの拠り所として浮上してくる様相は恐ろしくもある。2021/04/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17527822
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。