出版社内容情報
ブルガリアに伝わる「踊る熊」の伝統の終焉と、ソ連崩壊後の旧共産主義諸国の人々の声。ポーランドの気鋭による異色のルポルタージュ
目次
第1部(愛;自由;交渉;歴史;本能;冬眠;ライオンをアフリカへ;去勢;踊る熊たち;結末)
第2部(愛―キューバ‐マクドナルド革命到来;自由―ポーランド/英国―レディ・ペロン;交渉―ウクライナ‐密輸業者にはピーッと鳴らない;歴史―アルバニア‐コンクリート製きのこの終焉;本能―エストニア‐占領者とお茶を;冬眠―ポーランド‐国営農場のホビットたち;ライオンをアフリカへ―セルビア‐ポップアート・ラドヴァン コソボ‐セルビア人に鶏を;去勢―グルジア‐スターリンの巫女たち;踊る熊たち―ギリシャ‐資本主義を一掃しよう)
著者等紹介
シャブウォフスキ,ヴィトルト[シャブウォフスキ,ヴィトルト] [Szablowski,Witold]
1980年、ポーランド北東部の町オストルフ・マゾヴィェツカ生まれ。ワルシャワ大学卒業後、トルコのイスタンブールで政治学を学ぶ。帰国後、報道記者としてキャリアを開始。2006年、全国紙「ガゼタ・ヴィボルチャ」の週刊付録「ドゥジィ・フォルマト」に最年少レポーターとして参加、2016年まで世界各地を精力的に取材。2010年、初の著書Zab´ojca z miasta moreli.Reporta`ze z Turcji(『杏の町から来た殺人者、トルコからのルポルタージュ』)を上梓。同書でベアタ・パヴラク記念賞を受賞、英語版は英国ペンクラブ賞を受賞。2010年、EUに殺到する不法移民を扱った記事で欧州議会ジャーナリズム賞を受賞。2013年、ウクライナ蜂起軍による大虐殺に関するルポでリシャルト・カプシチンスキ記念PAP賞を受賞。2014年、『踊る熊たち―冷戦後の体制転換にもがく人々』を刊行。英語版はエドワード・スタンフォード・トラベル・ライティング賞にノミネートされた。ワルシャワ在住
芝田文乃[シバタアヤノ]
1964年神奈川県生まれ。筑波大学芸術専門学群卒業。ポーランド語翻訳者、写真家、エディトリアル・デザイナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナーキー靴下
syaori
ヘラジカ
キク
つちのこ
-
- 和書
- 技術士独立・自営のススメ