三島の子どもたち―三島由紀夫の「革命」と日本の戦後演劇

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三島の子どもたち―三島由紀夫の「革命」と日本の戦後演劇

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560098103
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0074

出版社内容情報

三島由紀夫の「遺伝子」は、演劇において、どのように継承されたのか? アングラからアンドロイド演劇までの半世紀を徹底検証する。

内容説明

三島由紀夫の「遺伝子」は、演劇においてどのように継承されたのか?文学としての戯曲を書いたフォルマリストたちの系譜。岸田國士や福田恆存をはじめ、アングラからメタシアター、アンドロイド演劇まで、50年間の劇作家たちによる「様々なる趣向」を検証。

目次

序章 三島の子どもたち―三島由紀夫の「革命」と日本の戦後演劇
第1章 岸田國士の「生々しさ」―その二つの審級
第2章 福田恆存の「アメリカ」―『解つてたまるか!』を本当の意味で解る為に
第3章 三島由紀夫の「アンチ・テアトル」―あるいは孤忠を待ちながら
第4章 井上ひさしの「趣向」―形式から漏れ出る私性
第5章 別役実の「歴史感覚」―ベケットから遠く離れて
第6章 つかこうへいと「日本的なメタシアター」―離れ業としての劇中劇
第7章 野田秀樹と「神秘主義と悲劇」―あるいは「片づける」方法について
第8章 北村想と「八〇年代小劇場演劇」―その歴史的必然と三つの特質
第9章 平田オリザと「贋物の美学」―真正性と贋物性のあわいで

著者等紹介

日比野啓[ヒビノケイ]
1967年福岡県生まれ。演劇史・演劇理論。成蹊大学文学部教授。東京大学大学院人文科学研究科(文学修士)、The Graduate School of The City of New York(M.Phil)。東京大学大学院総合文化研究科助手、成蹊大学専任講師、助教授、准教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T. Tokunaga

1
初出がまちまちだからか、一貫性をやや欠くので、そのぶん読みづらい。特に、80年代演劇になると、堰を切ったようにポストモダンを出してくるので、哲学に暗いわたしにはわかりづらかった。2022/09/22

nightowl

1
初出誌有りのものや書き下ろしが混在しているため、文章の温度に差を感じる。平均的に着眼点は良いので感心しつつも、つかこうへいの章は作品よりメタシアターについての話が大半を占めており作者括りにしない方がよかったのでは...三島由紀夫の章の本気っぷりは流石なので、一冊まとめて研究本が読みたい。2022/04/30

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