出版社内容情報
戦後グラフィックデザイン界を牽引した巨星による初の書き下ろしエッセイ。半生と思想、デザインと美、教育論、次世代に贈る熱いメッセージ。
内容説明
戦後デザイン界を牽引した巨星、初のエッセイ。半生と思想、デザインと美、教育への思い、未来に向けての希望―次世代に贈る熱いメッセージ。代表作品30点カラーで収録。
目次
第1部 曜変天目あるいは心(時代と場所と資質;方法と個性の構築;表現とデザイン;デザインの役割;人と美と社会の可能性を求めて)
第2部 勝井三雄の場所(視覚の潮流;創るものとしての明日;視覚の窓)
著者等紹介
勝井三雄[カツイミツオ]
1931‐2019。武蔵野美術大学名誉教授。2009~12年、JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)会長。東京ADC(東京アートディレクターズクラブ)、AGI(国際グラフィック連盟)会員。1931年東京生まれ。55年、東京教育大学(現・筑波大学)教育学部芸術学科構成科卒業。56年、同大学専攻科修了、味の素株式会社を経て61年、勝井デザイン事務所を設立。63年、東京オリンピック組織委員会デザイン室に参加。70年大阪万国博、75年沖縄海洋博、85年つくば科学博のAD、90年花博シンボルマーク、『現代世界百科大事典』(講談社)のAD、「DICカラーガイド」の作成監修などを手がける。2007年、文部科学省のシンボルマークを制作。日宣美賞、毎日デザイン賞、東京ADC会員賞、講談社出版文化賞、芸術選奨文部大臣賞、日本宣伝賞山名賞、NY ADC金賞、紫綬褒章、旭日小綬章、勝見勝賞、通産大臣デザイン功労者賞、亀倉雄策賞、各国ビエンナーレでグランプリ、ライプツィヒ「世界で最も美しい本コンクール」最優秀賞など、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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