内容説明
本書はドイツ現代史の入門書として、二〇世紀ドイツ史をその前史を含めて通観する第一部と、個別テーマを掘り下げる第二部から構成されている。第一部で歴史の流れの概略を掴み、第二部で二〇世紀ドイツ史の特質を浮き彫りにする問題として、二つの世界戦争とナチズムに関連する六つのテーマ―帝国の概念、戦争責任問題、ドイツのユダヤ人、ホロコースト、独ソ戦、そして戦後ドイツの「過去の克服」―を考察しよう。
目次
1 通史で学ぶ(神聖ローマ帝国からドイツ帝国まで;第一次世界大戦;ヴァイマル共和国;ナチ・ドイツ;占領下のドイツ;ドイツ連邦共和国(西ドイツ)
ドイツ連邦共和国(東ドイツ)
統一ドイツ)
2 テーマで学ぶ(帝国の幻影;戦争責任問題とヴァイマル外交;あるドイツ・ユダヤ人の軌跡;強制移住から大量殺戮へ;東部戦線;「過去の克服」とは何か)
著者等紹介
石田勇治[イシダユウジ]
1957年京都市生まれ。東京外国語大学卒業。東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了。マールブルク大学博士号取得。東京大学大学院総合文化研究科教授。ドイツ近現代史、ジェノサイド研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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