シークレット・ウォーズ〈上〉―アメリカ、アフガニスタン、パキスタン三つ巴の諜報戦争

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シークレット・ウォーズ〈上〉―アメリカ、アフガニスタン、パキスタン三つ巴の諜報戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 506p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560097250
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「アフガン問題」の核心に迫る

 アフガニスタンの混迷はなぜ終わらないのか――。9.11テロ事件から20年近い歳月が過ぎた今も、アフガニスタンは安定とはほど遠い状況にある。
 本書は、長年にわたる綿密な取材と膨大な資料調査に基づいて、アメリカ、パキスタン、アフガニスタンを中心に関連諸国の外交・軍事・諜報活動や、アル・カーイダ、タリバーンの動向を詳細に描き、「アフガン問題」の核心に迫った大作である。なかでも注目されるのは、「最大の黒幕」と言われるパキスタンのスパイ機関、三軍統合情報局(ISI)とCIAの動きを執拗に追っている点だ。
 9.11以降、アフガン空爆、ビン・ラディン殺害、無人機による攻撃の激化、タリバーンとアル・カーイダの復活、駐留米軍の大幅削減といった重要な出来事が相次いだ2014年までのアメリカの関与、暗躍するISIの実態、反体制武装勢力の動向を、他を圧倒する筆力と情報量で描いた骨太のノンフィクションである。ピュリツァー賞を受賞した前作『アフガン諜報戦争』(小社刊)に続く、調査報道の白眉。全米批評家協会賞受賞!

内容説明

「9.11」以降、アフガニスタンとパキスタンを舞台に、CIA、ISIといったインテリジェンス機関をはじめ、各国政府や軍が繰り広げた「見えざる闘い」の一部始終を臨場感たっぷりに描く。全米批評家協会賞受賞作品。

目次

第1部 手探りの開戦―二〇〇一年九月‐十二月(「ハーリドに事情ができた」;審判の日;かくのごとき友人たち;リスクマネジメント;破壊的な成功)
第2部 遠のく平和―二〇〇二年‐二〇〇六年(ささやかな変化;タリバーンのカルザイ支持;謎;「あの人のやり方は自分たちとは違っていた」;ミスター・ビッグ;大使対決;海の中に穴を掘る;過激派)
第3部 誠意―二〇〇六年‐二〇〇九年(自爆の謎を解明せよ;プラン・アフガニスタン;暗殺と闇の国家;ハードデータ;愛の鞭;テロと闇の国家)

著者等紹介

コール,スティーブ[コール,スティーブ] [Coll,Steve]
コロンビア大学ジャーナリズム大学院長、『ニューヨーカー』誌スタッフライター。1958年、ワシントンDC生まれ。『ワシントン・ポスト』南アジア支局長(1989~92年)、同紙編集局長(1998~2004年)を歴任。1990年に米証券取引委員会に関する報道でピュリツァー賞を、2005年に『アフガン諜報戦争(Ghost Wars)』でふたたび同賞を受賞したほか、2019年には『シークレット・ウォーズ―アメリカ、アフガニスタン、パキスタン三つ巴の諜報戦争』で全米批評家協会賞を受賞。2007~13年、シンクタンク「ニューアメリカ財団」の会長を務めた

笠井亮平[カサイリョウヘイ]
1976年愛知県生まれ。岐阜女子大学南アジア研究センター特別研究員。中央大学総合政策学部卒業後、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科で修士号取得。在中国、在インド、在パキスタンの日本大使館で外務省専門調査員として勤務。横浜市立大学、駒澤大学などで非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬養三千代

9
アフガン戦争を巡るアメリカ、アフガニスタン、パキスタンの情報戦を事細かに描いている。2001年9月から2008年くらいまで。政府やCIA高官たち様々なテロリストたちの生い立ちを書くことによってその政策や思想が生み出された背景まで見えてくる。ブッシュ大統領のアホさかげんには笑うしかない。そして、組織の在り方構成なども興味深い。下巻はどうだろう?2020/01/28

鮫島英一

8
同じ内容を扱った作品としては、マーク ・マゼッティ氏の著書「CIAの秘密戦争」が有名である。著者スティーブ・コール氏はその事をよく理解しており、同書籍との差別化を図り、政策立案者レベルの視点を重視した作品に仕上げている。パキスタンとイラクの翻弄され、方針が定まらない政策立案者。不満が募るアフガン政府。危惧を訴える報告書は上層部に届かない。暗中模索を続けた記録がこの書籍であり、貴重な記録だと思う。難点は一つ。「CIAの秘密戦争」と比べて、面白さが足りないのだ。おかげで読み終えるのに一か月かかったよ。2021/03/21

yooou

8
☆☆☆☆★ どうしたらここまでわかるのかというくらい詳細な情報に圧倒される。しかし中東の人の名前が覚えられなくて誰が誰なのかわからんなる。下巻に進むか悩み中2020/02/23

にゅ

5
タイトル通り、その三国の駆け引き(2001〜08)が詳細に描かれている。とにかく非常に重たい本で、記録をおこした実話ベースなので次から次に関係者が登場し圧倒される。後半には昔のバイデンも出てくるので、彼のアフガン戦争時代の活躍(?)も知ることができる。また、CIAの組織の内情についてもかなり詳細に解説されているため、CIA自体を知るのにも役立つ本と感じた。2023/12/19

K.C.

4
筆者の著作は「石油の帝国」以来。登場人物が多いし、アフガニスタン・パキスタン・米国にまたがる様々な事情がバックに必要で四苦八苦。ワクワク感はないが、人々の蠢きは見える。下巻に続く。2020/06/16

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