出版社内容情報
目まぐるしく移りゆく社会情勢と世相を背景に、戦後、新たな時代の幕開けを彩り、歴史に名を刻む人々の人生が交錯する瞬間を活写する
内容説明
詩人、作家、思想家、画家、彫刻家、写真家、歌手、俳優、映画監督、ジャーナリスト、政治家…戦後、新たな時代の幕開けを彩り、歴史に名を刻んだ人々の青春。再生するパリを舞台に、それぞれの人生が交錯する瞬間を活写する!「光の都」パリが最も輝いた時代。
目次
1 戦争がわたしの先生だった―一九三八年七月‐一九四五年八月(陥落;選択;闘争;欲望)
2 「現代」―一九四五年秋‐一九四六年十二月(存在の哲学;欲望と解放;第三の道)
3 行動の曖昧さ―一九四六年十二月‐一九四八年六月(共産主義者にならずにすますには;恋愛、流儀、麻薬、孤独;行動と意義;「巴里の憂鬱は強力な気付け薬」)
4 感覚に磨きをかける―一九四八年六月‐一九五〇年(「あっちが芸術を独り占めしているのに、こっちはドルで懐を膨らませているだけ」;神経を刺激する;怒り、恨み、しくじり;権利擁護;告別、そして新しい夜明け)
著者等紹介
ポワリエ,アニエス[ポワリエ,アニエス] [Poirier,Agn`es]
1975年パリ生まれのジャーナリスト、作家。パリ政治学院で政治学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで国際史を学ぶ。「ラジオ・フランス」のプロデューサーを務め、「ル・モンド」(仏)、「ガーディアン」(英)、「ニューヨーク・タイムズ」(米)等に定期的に寄稿。カンヌ映画祭の英国映画関連の顧問、2015年にはBBCの討論番組「デイトライン・ロンドン」のパネリストを務める。2018年に刊行された著書『パリ左岸―1940‐50年』は「タイムズ」と「テレグラフ」の「2018年の良書」に選ばれ、数か国語に翻訳されている。現在、パリとロンドンを拠点に活躍中
木下哲夫[キノシタテツオ]
1950年生まれ。京都大学経済学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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