星の文化史事典 (増補新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 536p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560097137
  • NDC分類 443
  • Cコード C0044

出版社内容情報

天空への果てしない想像力

 天体観測は気象条件に大きく左右される。曇りや雨なら大好きな天体は厚い雲の彼方。たとえ晴れていても冬の朝晩は地域によってはかなり冷え込み、心置きなく星の瞬きを堪能することは難しい。自然相手ではなかなか希望どおりにはいかない。
 忍耐力がなくても、屋内でも天空を味わい、楽しむ方法はないのか。それが天文学である。学問としての「てんもんがく」ではなく、「てんぶんがく」とここでは読んでみたい。手の届かない星々に対して、私たち人類は伝承や文学のみならず、信仰や芸術作品など、さまざまな物語を世界中で紡ぎつづけてきた。
 ひとつの星や星座にも地域によってそれぞれの謂れがあり、何が大切にされているかが異なる。いわゆる88星座はあくまでも西洋の見方。日本のみならず、中国やインド、アラブ、スラヴ、アフリカ、オセアニア、南北アメリカなど、天空への思いは一様ではない。星や星座、月や太陽、流れ星や天の川に対して何を思い、どんな願いを託してきたのか。増補新版にあたり、見出しを大幅に増やし、2000項目以上を収録。図版多数掲載。テーマ別、地域別索引を付す。お気に入りの場所でとことん星の物語を堪能していただきたい。

内容説明

天空への想像力の数々を愉しむ。太陽や月、惑星や星座、銀河、流星や隕石、さらには暦や占星術、宇宙論など、世界各地に伝わる星の物語を2000以上集めた、百科事典の増補版。図版多数掲載。テーマ別、地域別索引付。

著者等紹介

出雲晶子[イズモアキコ]
1962年東京都田無市(現・西東京市)生まれ。神奈川県茅ヶ崎市で育ち、東京学芸大学教育学部理科地学科卒業後、(財)横浜市青少年科学普及協会(当時)に就職、横浜こども科学館のプラネタリウム、広報、科学工作教室を担当。2008年に退職。現在はフリーで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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