内容説明
「至高なる自我」の磁力。最新研究を踏まえ、その生涯をドイツ・ヨーロッパ社会の歴史的状況に位置づける。私生活、反ユダヤ主義にも光を当て、「鉄血宰相」の全貌に迫る!
目次
第1章 序論―ビスマルクの至高なる自我
第2章 ビスマルク―プロイセンに生まれるということ、そしてその意味するところ
第3章 ビスマルク―「気違いユンカー」
第4章 ビスマルク、自らを表現する 一八四七‐五一年
第5章 外交官としてのビスマルク 一八五一‐六二年
第6章 権力
第7章 「私は全員を打ちのめした!全員を!」
著者等紹介
スタインバーグ,ジョナサン[スタインバーグ,ジョナサン] [Steinberg,Jonathan]
1934年生まれ。アメリカの歴史家。ハーバード大学卒業後、ケンブリッジ大学で博士号取得、長年にわたりケンブリッジ大学で教壇に立ち、現在はペンシルヴァニア大学教授として近現代ヨーロッパ史を担当している。ケンブリッジ大学が発行する専門誌『ヒストリカル・ジャーナル』の共同編集者、オーストラリアやドイツで戦争犯罪やドイツ銀行等に関連する各種組織の歴史委員を務め、様々なメディアでも積極的に発言している。他に四冊の著作があり、それぞれドイツ語やイタリア語に翻訳されている。『ビスマルク』はサミュエル・ジョンソン賞、ダフ・クーパー賞の最終候補となった
小原淳[オバラジュン]
1975年生まれ。早稲田大学文学学術院教授、ドイツ近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ケイトKATE
takao