内容説明
ナチ時代の負の過去をいかにのちの世代に伝えるか。歴史認識と歴史教育をめぐる戦後ドイツの歩み。
目次
第1章 なぜ負の過去について教えるのか
第2章 普通のドイツ人の責任を問う
第3章 ゆがんだ歴史認識をどう解体するか
第4章 「忘れられた犠牲者」への視点
第5章 被害者としてのドイツ人
第6章 変容する世界のなかで
著者等紹介
川喜田敦子[カワキタアツコ]
1974年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科(地域文化研究専攻)博士課程修了。博士(学術)。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部ドイツ・ヨーロッパ研究センター特任准教授、大阪大学大学院言語文化研究科准教授等を経て、中央大学文学部教授。専門はドイツ現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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