フクロウの家

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784560096758
  • NDC分類 488.75
  • Cコード C0045

出版社内容情報

森に生きる隣人への愛と共感

 画家、彫刻家として名高い著者による、フクロウと共に生き、触れ合った日々の記録。2015年度全米アウトドア図書賞を受賞した、フクロウへの愛と共感に満ちた観察エッセイ。
 1969年の晩夏、著者一家はワシントン州シアトル郊外に引っ越した。冬になる頃、近くの森にニシアメリカオオコノハズクが生息していることが判明。窓から見える杉の大木に巣箱を取りつけると、一組のつがいがそこを住み処に選んだ。それから一年にわたる観察の日々が始まる(第一章)。
 続く第二章では、種としての進化の歴史と生態が手際よくまとめられ、第三章では、人類の文化においてフクロウがいかに想像力を刺激し、多様な形で表現されてきたか、古今東西の文学や美術を中心に展開される。
 第四章から第六章は、人間と共生するフクロウ、変わったところに棲むフクロウ、荒野の僻地に棲むフクロウの三つのグループに分け、北米に生息する19種のフクロウの生態を解説する。
 どの種にも著者自身の具体的な体験が語られ、科学的に判明した関連事実も整理されつつ、野生生物や自然への深い愛情が感じられる。緻密な観察に基づく美しい挿画を約100点収録。

内容説明

画家、彫刻家として名高い著者による、フクロウと共に生き、触れ合った日々の記録。全米に生息する19種の生態の紹介と、緻密な観察に基づく美しい挿画を約100点収録。2015年度全米アウトドア図書賞受賞作。

目次

第1章 フクロウの家
第2章 フクロウのこと
第3章 フクロウとわたしたちの文化
第4章 人間と共生するフクロウ
第5章 変わったところに棲むフクロウ
第6章 僻地の荒野に棲むフクロウ

著者等紹介

エンジェル,トニー[エンジェル,トニー] [Angell,Tony]
1940年ロサンゼルス生まれ。ワシントン大学および大学院を卒業後、高校と短期大学で教壇に立ち、州の環境教育に携わる。作家、画家、彫刻家として活躍するかたわら、環境保全活動にも熱心に取り組み、これまで鳥類や自然環境に関する多くの作品を世に送り出している。2015年に刊行された『フクロウの家』は、同年の全米アウトドア図書賞を受賞した。彫刻作品は全米をはじめ各地の屋内外で展示され、シアトル美術館など各地の美術館に収蔵。絵画作品はコーネル大学やヴィクトリア&アルバート美術館に所蔵されている

伊達淳[ダテジュン]
1971年生まれ。和歌山県那智勝浦町出身。関西学院大学商学部、東京外国語大学欧米第一課程卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

入道雲

11
この本は動物好きだけでなく、読書好きにもお勧め。まず、本自体がキレイ。装丁も丁寧で、余白バランスよく、そして写真がなく全て特徴をとらえたイラストが絶妙です。読んでいて読書の楽しさがわいてきます。内容はフクロウについて、一緒に暮らした記録、人間とフクロウの歴史・文化、主に北米に暮らすフクロウの詳細な観察と研究の成果が、とても分かりやすい記述で書かれています。翻訳も無理がなく、翻訳本にありがちな日本語としての違和感が全くありません。訳者のしっかりとした仕事の結果だと思います。本棚に持っておきたい一冊です。2019/08/28

ぱせり

7
作家、画家、彫刻家として活躍するかたわら、環境保全活動にも熱心に取り組んできた著者であるが、フクロウとの関わりは長い。著者が(子どもの時から大人になってまで、様々な場所で様々な方法で)関わったフクロウたちとの思い出を語るくだりは、とくに印象に残る。フクロウに心許された人の静かな友情の証、とも思える。2019/06/09

ゆかっぴ

5
家の窓から見える木の巣箱に住みついたフクロウを間近に観察できることになった一家。フクロウの生活を乱さないよう注意をはらってその生態を観察できた著者の記録。その他、たくさんの種類のフクロウの情報満載です。共に生きていく道を真剣に考える姿勢が大切だと気付かされる一冊です。2019/04/14

アオ

2
画家、彫刻家の著者がフクロウと共に生き、触れあった日々の記録。フクロウたちへの愛と共感に満ちた観察エッセイ。動物園でしか見たことがないフクロウに著作はこんなに身近にいる生活に羨ましくもあった。そしてフクロウの鳴き声はホーホーだけではないことが意外だった。普段意識して探したことがなかったがフクロウのデザインは多く存在し、この本をきっかけにフクロウ探しにもハマってしまった。そして人間が破壊している環境問題も考えさせられた。他の動物たちも人間の環境破壊によって絶滅した動物たちも多くいると思う。2019/12/27

2
長年にわたって自然保護と環境教育の活動を続けてきた芸術家による北米フクロウ図鑑。フクロウは「人間ぽい」顔立ちをしており、洋の東西を問わず、知恵の象徴あるいは幸福の化身とみなされてきたが、どんな生活を営んでいるかについては広く知られていない。前半ではフクロウの生態系と人間との関わりを、後半は北米大陸に分布する主要なフクロウ類を解説する。餌不足に苦しみ執拗な捕食者と戦うが、それに加え人為的な環境破壊による危機も忍び寄っている。全編を飾るフクロウのイラストと文章の織り込みは、サイエンスとアートの融合である。2019/07/26

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