マルコムX―伝説を超えた生涯〈上〉

個数:

マルコムX―伝説を超えた生涯〈上〉

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 418p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560096697
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ピュリツァー賞受賞の本格評伝!

 今も読み継がれている世界的ベストセラー『マルコムX自伝』があり、演説集があり、デンゼル・ワシントン主演の映画があり、もはや語り尽くされた感のある人物だが、どちらかというと人気ばかりが先行し、これまでその生涯が学術的に評されることは少なかった。本書は『自伝』の代作者アレックス・ヘイリーによって作り上げられたイメージと、英雄として描かれた映画の中の虚像を排し、生家の家族史から街のチンピラ時代、ブラック・ムスリムとしての活動、暗殺、死後の評価に至るまで、人間マルコムの生涯を編年体で記した本格評伝である。
 著者は米国におけるアフリカン・アメリカン研究の第一人者で、コロンビア大学で「マルコムXプロジェクト」を主導した著名な歴史家。本書は、彼の足かけ20年に及ぶ研究の集大成として出版されたものである。
 公民権運動史の中でもっとも議論を呼び、社会的影響力の大きかった人物の生涯を膨大な一次史料に基づいて再構築し、アメリカ現代史の中に位置づけた決定版。全米図書賞最終候補となったほか、ピュリツァー賞(歴史部門)を受賞。米国の学界・主要メディアで高く評価された。

マニング・マラブル[マラブル]
著・文・その他

秋元 由紀[アキモト ユキ]
翻訳

内容説明

『自伝』や映画によって作り上げられた虚像を排し、生家の家族史から街のチンピラ時代、ブラック・ムスリムとしての活動、暗殺、死後の評価に至るまで、人間マルコムの生涯を編年体で記した本格評伝。ピュリツァー賞受賞作品。

目次

プロローグ―伝説にとらわれないマルコム
第1章 「強大な民よ、立ち上がれ!」(1925年~1941年)
第2章 デトロイト・レッドの伝説(1941年~1946年1月)
第3章 そして「X」になる(1946年1月~1952年8月)
第4章 「導師のような方は類まれ」(1952年8月~1957年5月)
第5章 「導師なら結婚していなければ」(1957年5月~1959年3月)
第6章 「ヘイトが生んだヘイト」(1959年3月~1961年1月)
第7章 「間違いなく殺すつもりだった」(1961年1月~1962年5月)
第8章 モスクから街頭へ(1962年5月~1963年3月)
第9章 「かれは勢いが強すぎた」(1963年4月~11月)

著者等紹介

マラブル,マニング[マラブル,マニング] [Marable,Manning]
コロンビア大学元教授。専門は公共政策論、アメリカ史、公民権運動史。アフリカン・アメリカン研究の分野を長年牽引した第一人者。1950年、米国オハイオ州に生まれる。76年、メリーランド大学でPh.D.を取得。タスキーギー大学、コーネル大学、パーデュー大学、オハイオ州立大学、コロラド大学ボルダー校などで教鞭を執る。93年、コロンビア大学アフリカン・アメリカン研究所を創設、その後10年にわたって所長を務めた。2012年、『Malcolm X:A Life of Reinvention』でピュリツァー賞を受賞したほか、数々の賞を受賞。著書多数。2011年4月、同書の刊行を目前にして病没

秋元由紀[アキモトユキ]
米国弁護士。ジョージ・ワシントン大学ロースクール修了。著書の他、訳書にタンミンウー『ビルマ・ハイウェイ』(第26回アジア・太平洋賞特別賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘラジカ

52
詳細な感想は下巻へ。映画や自伝には触れる機会がなかったので、作り上げられた虚像による先入観に影響されず読むことができた。そもそもの自伝が共同執筆者による思想で大きく歪められているという事実は、大学のテキストにも使われていたことを考えると、多くの人々にショックを与えたのではないだろうか。と言っても、ロクデナシのチンピラから黒人社会を動かすほどの指導者へと至る人生は、虚飾などなくとも十二分に伝説的である。「誰であろうと一人の男があれほどの力を持っていてはいけない」とまで言われる人間が英雄でないはずがないのだ。2019/02/03

キミ兄

6
キング牧師は知っていてもマルコムXは知らなかったので読んでみた。白人との平等ではなく黒人が独立できる社会を目指した前半と、人種ではなくムスリムに帰依していく後半。それにしても長い文章。忍耐で下巻へ進む。☆☆☆。2019/05/26

らん

5
アメリカの人種差別問題って根深い。今だって変わらない。マルコム リトルっていう 一人の男性 人間として生きた時間を支えたものも 壊したのも信仰なんだとは思うけど 戒律を厳格に守り 思想を伝え 組織を維持する。それは彼を幸せにしたのかな。悪い自分を生まれ直させていくプロセスとしては すごく役立った物が信仰なのはわかる。それが信念を生み出すのも。でもマルコムXになっても なったからこそ見え隠れする弱さに 読んでいて辛くなる。純粋であることって 無防備なのかなと思う。下巻でまた 彼の見方が変わるのかな。2020/03/17

Ryosukem90

3
コロンビア大学元教授のピューリツァー賞受賞作。公民権運動でキング牧師と並び称されるマルコムxの伝記。幼少期から時系列に、上巻はネイションオブイスラム(NOI)追放前の1963年11月まで。 アメリカ黒人からマルコムが尊敬を集めるとの指摘が当初意外だったが、父をリンチで失い学校中退、スラムで犯罪とともに育った経歴はまさに黒人貧困層と合致し、その不満を的確に力強く言い表す力量から人気の高さにも納得。 闘争的な発言と裏腹にNOIのしがらみで具体的な運動を指揮することはなかったなどマルコムの理解を新たにする良書。2019/06/02

岩月クロ

2
まるで小説のような話。マルコムXの自伝などをもとにしつつも、作者さんも言う通り「どこまでが真実なのか」は誰にもわからないんだろうなあ、とも。正義漢・善良な人物とはとても呼べないが、相手を惹きつける魅力的な人物であったことはエピソードから読み取れる。NOIへの入会は、彼自身の意思だったのか、洗脳だったのか、どちらだったのだろう…。2021/01/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13358562
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品