第三帝国の歴史<br> 第三帝国の到来〈上〉

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第三帝国の歴史
第三帝国の到来〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 401p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560096642
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0022

出版社内容情報

記念碑的名著、待望の翻訳!

 本書は、豊富な史料を駆使して、19世紀のビスマルク帝国から、第一次世界大戦、ヴァイマール共和国とナチスの台頭、1933年にナチスが権力の座に就くまでを物語る、通史の決定版だ。政治・経済から社会・文化、戦争まで幅広く網羅し、同時代の人びとの肉声も再現している。
 ナチスがいかにして、何故に権力を得たのかを理解することは、これまで同様に、今日でも重要である。おそらく、人びとの記憶が薄れていくにつれ、いっそう重要になるだろう。われわれには、ナチス自身の心のなかに分け入っていく必要がある。なぜ、彼らの対手がナチスを止められなかったか、理由を見出す必要がある。第三帝国がヨーロッパと世界を他に類を見ない残虐な戦争に追いやり、ついには自ら破滅、崩壊していった過程を理解する必要がある、と著者は「第三帝国の歴史」の執筆意図を述べている。
 著者はケンブリッジ大学で近代史欽定講座担当教授を務めた、ドイツ近現代史家。学術的功績を称えられてナイトに叙されている。口絵写真・地図多数収録。

リチャード・J・エヴァンズ[エヴァンズ]
著・文・その他

大木 毅[オオキ タケシ]
監修

山本 孝二[ヤマモト コウジ]
翻訳

内容説明

英国の巨匠による記念碑的名著、待望の翻訳!ビスマルク帝国から、第一次世界大戦、ヴァイマール共和国、ナチが権力の座に就く一九三三年まで、総合的に物語る通史の決定版。口絵写真・地図多数収録。

目次

第1章 過去の遺産(ドイツの特殊性;憎悪という福音;一九一四年の精神 ほか)
第2章 民主主義の失敗(ヴァイマール共和国の脆弱性;大インフレーション;文化戦争 ほか)
第3章 ナチズムの勃興(ボヘミアン革命家たち;ビヤホール一揆;運動の再建 ほか)

著者等紹介

エヴァンズ,リチャード・J.[エヴァンズ,リチャードJ.] [Evans,Richard J.]
ケンブリッジ大学で近代史欽定講座担任教授を務めたドイツ近現代史家。2012年、学術的功績を称えてナイトに叙される

大木毅[オオキタケシ]
1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。大学講師を経て、現在著述業

山本孝二[ヤマモトコウジ]
1946年兵庫県生まれ。神戸市外国語大学英米学科卒業、都立高等学校勤務。退職後、翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

6
イギリスの著名な史家による第三帝国史。上巻ではナチス台頭の背景となった反ユダヤ主義や国家主義についてビスマルクの時代からじっくり説き起こす。大戦後の混乱を鎮められないヴァイマール共和国の弱体さ、右派と左派が互いに暴力を繰り返す政治状況、そしてオカルトな人種論の蔓延など、ヒトラーとナチが突然変異で現れたのではなく、むしろ時代の空気に乗ったありふれた政党だったことがよくわかる。何かが違えば(例えば共和国の経済がもう少し早く安定していれば)、ミュンヘンの一発屋で終わった可能性の方が高いのかもしれない。2018/12/04

ケイトKATE

4
ドイツ第三帝国の歴史を総合的に描いた通史。本書はヒトラー誕生以前のビスマルク体制から始まる。1871年ビスマルクによって統一されたドイツは、文化面、産業面においてイギリスやフランスに匹敵する先進国家であった。しかし、イギリスやフランスと決定的に違ったのは、皇帝を頂点とした中央集権国家であり民主主義国家ではなかった。そのドイツが稀にみる繁栄を遂げたことにより、ビスマルクのような強力な指導者への崇拝へと繋がり、ヒトラーの第三帝国の土台は作られていた。だが、第一次世界大戦の敗北によってドイツは大きく変わる。2019/03/30

G軍曹

3
リチャード・エヴァンスによる第三帝国の勃興を描いた大著の第1巻。6巻組となるが最初の1巻はビスマルク時代からナチス党が次第に権力を握るようになるまで1920年台後半までを描く。ナチスが突然変異的に生まれたのではなくその基本となる部分はすでに19世紀後半から育まれてきていたこと(しかもドイツだけでなくヨーロッパ全土で)を詳述しています。2019/02/11

takao

1
ふむ2025/04/07

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