白水iクラシックス<br> 希望の原理〈第4巻〉

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希望の原理〈第4巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 403p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560096147
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0010

出版社内容情報

第四部「よりよい世界の見取図」の後半を収録。建築、絵画、オペラ、文学に表れた希望の風景が読者を新たな未来へと導いていく

【著者紹介】
1885~1977年。ドイツの哲学者。著書に「ユートピアの精神」など。

内容説明

第四部「よりよい世界の見取図」の後半を収録。圧巻「建築のユートピア」の展開に続き、地理のユートピア、絵画・オペラ・文学等にあらわれた希望の風景が、読者を新たな未来へと導いていく。

目次

よりよい世界を模写する建築物、建築のユートピア(過去の建築様式のさまざまな設計;空洞の建設)
エルドラドとエデン、地理的ユートピア(最初の光;発明と発見。地理的希望の特性 ほか)
絵画、オペラ、文学に表わされた願望風景(動く手;花とじゅうたん ほか)
永遠の相の下から、そして過程から見た、願望風景と知恵(中庸の研究;原物質と法則の「本来性」 ほか)
八時間労働日、平時の世界、自由時間と余暇(飢えの鞭;ブルジョアジーの堅固な要塞から ほか)

著者等紹介

ブロッホ,エルンスト[ブロッホ,エルンスト][Bloch,Ernst]
1885‐1977。ドイツのマルクス主義哲学者。1918年の『ユートピアの精神』は、若きベンヤミンをはじめアドルノなどフランクフルト学派に多大な影響を与えた。ナチス時代にはアメリカに亡命し、戦後東独に戻るも、教条的マルクス主義から異端視され、1961年に西独に渡る。既成性を拒否する“未だ・ない”の存在論と“未だ意識されないもの”を先取りする芸術のユートピア機能を重視することにより、自然と人間とを貫く広大な領域に前人未踏の希望の哲学を切り開いた

山下肇[ヤマシタハジメ]
1920年生、1942年東京大学文学部卒、東京大学名誉教授、2008年没

瀬戸鞏吉[セトキョウキチ]
1927年生、1954年東京大学文学部卒、元成蹊大学教授、2006年没

片岡啓治[カタオカケイジ]
1928年生、1955年東京大学文学部卒、獨協大学名誉教授、2004年没

沼崎雅行[ヌマザキマサユキ]
1932年生、1955年東京大学文学部卒、慶應義塾大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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てれまこし

10
建築に見られるユートピア像の祖型は二つだけ。エジプトのピラミッドとゴシックの大伽藍だ。前者は死の水晶体、後者はキリスト教の生命の樹を象徴する。プラトン以来の主流哲学はエジプト的な凍てついた秩序、すでに存在しており思い出されるだけの「完全」をユートピアとして描いてきた。だが哲学はユートピアを先取りしすぎた。まだないものをすでに完成したものとして捉えてしまった。それに換えてブロッホは、ヘラクレイトスやエンペドクレス、アウグスティヌスを経て、エックハルトからヘーゲルに至るまでの生命の樹の系譜を取り出してくる。2021/11/17

壱萬参仟縁

6
傍点付きの疑問は、「いかにすれば人間的充実は明快さを保持しながら再建できるだろうか。いかにすれば建築の水晶性という秩序に真の生命の樹を、すなわち人間的装飾を、浸透させうるであろうか」(76頁)。希望の風景は、美的終極(オメガ、186頁)。自由時間をどう過ごすか。これは、より美しい自由空間で、如何に、どこでが重要(355頁)。人びとはGWで移動して過ごしているので納得はできる。2013/05/05

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