白水iクラシックス<br> 希望の原理〈第3巻〉

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白水iクラシックス
希望の原理〈第3巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 429p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560096130
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0010

出版社内容情報

第四部「よりよい世界の見取図」の前半を収録。「自由と秩序・社会的ユートピアの略図」「技術のユートピア」の章は圧巻!

【著者紹介】
1885~1977年。ドイツの哲学者。著書に「ユートピアの精神」など。

目次

夢みる人はますます多くを求める
身体の鍛錬、何事もうまく行くさ
健康のための闘い、医術のユートピア(温かい寝床;迷信とおとぎ話;薬剤と計画;実際の身体の改造における逡巡と目標;マルサス、出産率、食糧;医者の心配)
自由と秩序、社会的ユートピアの略図(序論;過去の社会的願望像;科学への計画と進歩)
意志と自然、技術のユートピア(魔術的な過去;非ユークリッド的現在と未来、技術の結合の問題)

著者等紹介

ブロッホ,エルンスト[ブロッホ,エルンスト][Bloch,Ernst]
1885‐1977。ドイツのマルクス主義哲学者。1918年の『ユートピアの精神』は、若きベンヤミンをはじめアドルノなどフランクフルト学派に多大な影響を与えた。ナチス時代にはアメリカに亡命し、戦後東独に戻るも、教条的マルクス主義から異端視され、1961年に西独に渡る。既成性を拒否する“未だ・ない”の存在論と“未だ意識されないもの”を先取りする芸術のユートピア機能を重視することにより、自然と人間とを貫く広大な領域に前人未踏の希望の哲学を切り開いた

山下肇[ヤマシタハジメ]
1920年生、1942年東京大学文学部卒、東京大学名誉教授、2008年没

瀬戸鞏吉[セトキョウキチ]
1927年生、1954年東京大学文学部卒、元成蹊大学教授、2006年没

片岡啓治[カタオカケイジ]
1928年生、1955年東京大学文学部卒、獨協大学名誉教授、2004年没

沼崎雅行[ヌマザキマサユキ]
1932年生、1955年東京大学文学部卒、慶應義塾大学名誉教授

石丸昭二[イシマルショウジ]
1940年生、1966年東京大学大学院修了、獨協大学特認教授、お茶の水女子大学名誉教授

保坂一夫[ホサカカズオ]
1941年生、1966年東京大学文学部卒、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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てれまこし

8
空想的社会主義が科学的社会主義の移行したとき何かが失われた。一方に、死んだ物質、凍てついた自然、壁となって立ちはだかる世界が生じ、他方に、死んだ物体に生命を吹き込む精神がそこから分離した。観念論哲学と機械論的自然科学は対立しながらも自然を死んだものとみなす点で共通してる。これに対して、ブロッホは生命体としての自然、物の生産力、「能産的自然」という古い考えの系譜をアリストテレスまで遡る。そうすることによって再評価されるのは異端の哲学にかぎらない。迷信として切って捨てられた思想や実践の再評価が可能となる。 2021/11/05

壱萬参仟縁

5
1959年初出。資本主義社会は競争社会ゆえに年寄りは若者に席を譲る社会とのこと(25頁)。確かに、次世代に潔く譲ることは重要だと思う。隠居も大事。引き際のタイミングを誤ると、信用を失うのではないか。傍点付きで、「権利は本質的に何かを要求する権利となり、しかもかつて支配されていた者の側からの権利となる」(147頁)。反資本主義的ユートピアは、ラスキンやモリスにも一種のゴシック的社会主義として現れている(161頁)。彼らは手仕事が幸せで、機械は地獄(251頁)。無何有郷。機械=原発なら地獄そのものであろう。2013/05/05

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