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出版社内容情報
「今そこにあるテロ」の現場を歩き、事件の歴史的・社会的背景を探るとともにジハーディストたちの真の姿に迫った戦慄のルポ!ジハーディストの実像に迫る
イスラーム過激派がもっとも激しくテロ活動を展開しているのは、中東でもヨーロッパでもない。アフリカ大陸だ。たとえば、イスラム国(IS)が国家樹立を宣言した2014年にもっとも多くの人を殺戮したテロ組織はISではなく、ナイジェリアを中心に活動するボコ・ハラムである。西アフリカのマリでは2012年の一時期、アルカイダ系組織がフランスに匹敵する面積を支配下に置き、仏軍の介入を招く事態となった。アフリカはイスラーム過激派による「聖戦」の最前線なのだ。
本書は、毎日新聞ヨハネスブルク支局長としてジハーディストたちとそのネットワークを追い続けた著者による、四年に及ぶ取材の集大成である。アルカイダ系組織アルシャバブと軍が奇妙な共犯関係にあるケニア、無政府状態のソマリア、マリの砂漠、ボコ・ハラムが潜むナイジェリア北部のほか、あるテロリストを追う調査は北欧ノルウェーの田舎町にも及んだ。
被害の実態や事件の背景、歴史的経緯について詳しく言及しつつ、アフリカを舞台に暗躍するジハーディストたちの真の姿に肉迫した戦慄のルポ。高野秀行氏(ノンフィクション作家)推薦!
服部 正法[ハットリ マサノリ]
著・文・その他
内容説明
アフリカ大陸南端から北欧まで、4年に及ぶ取材の集大成!アルシャバブ、アンサル・ディーン、ボコ・ハラムなど、アフリカ各地で勢力を伸ばすジハーディストたちの真の姿に肉迫した戦慄のルポ!
目次
第1部 アルシャバブ(聖戦ネットワーク;モール襲撃;ホワイト・ウィドー ほか)
第2部 西アフリカのアルカイダ系組織(占領されたサハラ;首長をめざす男;仏軍介入 ほか)
第3部 ボコ・ハラム(少女拉致;拉致されたサヘル;貧困と格差 ほか)
著者等紹介
服部正法[ハットリマサノリ]
毎日新聞外信部副部長。1970年、愛知県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業(東洋史学専修)。NHKディレクター、テレビ番組制作会社契約社員を経て、99年、毎日新聞入社。奈良支局、大阪社会部、大津支局などを経て、2012年4月~16年3月、ヨハネスブルク支局長、アフリカ特派員として49カ国を担当する。2016年10月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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