出版社内容情報
複数の芸術ジャンルを横断した稀代の才人による1923年刊の半自伝的青春小説。翻訳家・澁澤龍彦の記念すべきデビュー作にして名訳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KI
19
青春の純粋な消費が死であり、僕はそれを避けて通ってきた。2019/04/27
ロア
18
青春だなぁ(*´Д`*) …にしても、身も心も振り回される恋愛は疲れますね。2017/11/07
しびぞう
3
こういう雰囲気御洒落ものは映像より活字で味わいたい。澁澤の訳文はやはり見事で、主人公の時の流れそのままに言葉が紡がれていた。それにしても昔の本は良い。活字が少し右上に傾いているのが連続してあったりするのがとても愛おしい。全く工業製品になってしまった最近の書籍に愛情を持つことは難しい。2017/10/19