総統は開戦理由を必要としている―タンネンベルク作戦の謀略

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総統は開戦理由を必要としている―タンネンベルク作戦の謀略

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  • サイズ B6判/ページ数 258,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560095331
  • NDC分類 209.74
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ヒトラーの命令で、ヒムラーとハイドリヒが計画・推進した「タンネンベルク作戦」。検察記録を元に全体像を再構成したドキュメント。「第二次大戦の発火点」の真相を糾明
 1939年9月1日、ヒトラーがポーランド侵攻を命じた理由としたのが、8月31日、「グライヴィッツ放送局」をポーランド側が襲撃した事件であった。しかしこれは、ヒムラーやハイドリヒが計画した「捏造事件」であり、自作自演の襲撃であった。本書は、「第二次大戦の発火点」となったこの事件を中心に、「ホーホリンデン税関」、「ピッチェン営林署」への同様の事件の全体像を、戦後に西独検察が行った尋問調査を元に再構成した、迫真のドキュメントだ。
 元ニュルンベルク裁判米次席検察官、ロバート・ケンプナーは、「本書には大きな歴史的意義がある。証言を通じて本書が初めて明らかにしたことは、いかにヒトラーが、ヒムラーとハイドリヒの助けをかりて、第二次大戦開始の口実とするための行動を命じたか、という点である」、と「緒言」で述べている。本書はまさに、ヒトラー体制の本質が見える、これら事件の真相を明らかにした記録といえるだろう。
 著者のシュピースは元西独地方検事正、リヒテンシュタインはケルンの「西ドイツ放送」の現代史関係の編集者。付録(ニュルンベルク裁判記録など)と図版・写真収録。

アルフレート・シュピース[シュピース]

ハイナー・リヒテンシュタイン[リヒテンシュタイン]

守屋 純[モリヤ ジュン]
1948年生まれ。早稲田大学卒。現在、中部大学講師。国際関係史専攻。著書:『独ソ戦争はこうして始まった』(中央公論新社)『国防軍潔白神話の生成』(錦正社)『近代日本とドイツ』(共著、ミネルヴァ書房)『ヒトラーと独ソ戦争』(白帝社) 訳書:ユ―バ―シェア『総統からの贈り物』(錦正社)ドィッチュ編『ヒトラーが勝利する世界』(学研)グランツ『詳解独ソ戦全史』(学研)ゴシュト二―『スターリンの外人部隊』(学研)マーザー『独ソ開戦』(学研)ゲルリッツ『ドイツ参謀本部興亡史』(学研)シュトレビンガー『赤軍大粛清』(学研)

内容説明

ヒトラー体制の本質が見える、「第二次大戦の発火点」の真相を糾明。「開戦の口実」とするための行動をヒトラーから命じられ、ヒムラーとハイドリヒが計画・推進した「タンネンベルク作戦」。西独検察による尋問記録を元に、謀略の全体像を再構成した、迫真のドキュメント。付録、地図・写真収録。

目次

第1部 「総統は開戦理由を必要としている」―偽襲撃事件の計画立案(ヒトラーからの指示―ヒムラーとハイドリヒによる検討;一九三九年八月八日のベルリンでの準備会議 ほか)
第2部 「よろしい、では君は彼を私服で手に入れるのだ」―「缶詰」として囚人を用意(ゲシュタポ局長ミュラーによる準備措置;ザクセンハウゼン強制収容所からの囚人の移送(「缶詰」行動) ほか)
第3部 「君はまったく気が狂っている」―出撃地点への各隊の配置と保全措置・一九三九年八月二五日のホーホリンデン隊の早すぎた決行とその結末(グライヴィッツで隊長ナウヨックスのとった措置;ホーホリンデン隊とピッチェン隊の出撃地点への進出 ほか)
第4部 「祖母死す」―「アガーテ」偽襲撃(グライヴィッツ放送局;ホーホリンデン税関 ほか)

著者等紹介

シュピース,アルフレート[シュピース,アルフレート] [Spiess,Alfred]
元西独デュッセルドルフ地検検事正

リヒテンシュタイン,ハイナー[リヒテンシュタイン,ハイナー] [Lichtenstein,Heiner]
ケルンの「西ドイツ放送」の現代史関係の編集者

守屋純[モリヤジュン]
1948年生まれ。早稲田大学卒。現在、中部大学講師、国際関係史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kochi

17
『総統は開戦理由を必要としている』というそのなんとも魅力的なタイトルにひかれて手に取る。本書は、ポーランドに戦争を仕掛けたくてたまらなかったヒットラーのために、ヒムラーと彼の頭脳であったハイドリヒ(ローラン・ビネ『HHhH』にてその暗殺事件が描かれていた)が、計画した謀略事件の裁判記録等を基にしたノンフィクション。親衛隊員にポーランド軍服を着せ、「缶詰」と名付けられた囚人の死体も用意するなどナチスがならず者集団であることがよくわかる。2018/04/28

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