クレムリン―赤い城塞の歴史〈下〉

個数:

クレムリン―赤い城塞の歴史〈下〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月28日 07時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 267,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560095058
  • NDC分類 238
  • Cコード C0022

出版社内容情報

神話と伝説を宿した、今なおロシアの心臓部を探る。中世から現代まで、権力と民衆、戦争と革命、建築と美術など、陰影豊かに描く通史ロシアの「魂」に迫る!
 モスクワのクレムリン(城塞)は当初、あくまでも戦いのための構造物でしかなかった。ロシアの各地には今も様々なクレムリンが存在する。しかし、伝説と神話を宿し、今なおロシアの「心臓部」として鼓動を続けているのは、モスクワのクレムリンだけだ。政治・軍事・宗教が混然一体化したクレムリンは、ロシア人の欲望と祈り、そして恐れの結晶と言えるだろう。中世のモスクワ大公国からタタールのくびき、エカチェリーナ大帝、ナポレオン侵攻、革命と共産党独裁、ソ連崩壊、現代のプーチンまで……権力者と民衆、戦争と革命、建築と聖都など、陰影豊かに描く通史。
 英国の歴史家である著者は、これまでもロシアやソ連の歴史の深層に迫る数々の名著を生み出してきた。モスクワのクレムリンを舞台に、権力者の興亡と民衆の姿を活写した本書でも、事物や現象の背後に透徹する視線と執念が随所にうかがわれる。波乱のロシアの歴史を、城壁の内外から権力者と民衆による双方向のまなざしで見つめ、見事な歴史絵巻に仕立て上げている。30年前、クレムリンに「一目で魅せられてしまった」と語る歴史家が、その「魔力」の正体を追い求めた旅路の記録とも言える。

キャサリン・メリデール[メリデール]
英国のロンドン大学歴史学教授。Night of Stoneでハイネマン賞受賞、サミュエル・ジョンソン賞最終候補に選ばれる。邦訳書に『イワンの戦争』(白水社)がある。

松島 芳彦[マツシマ ヨシヒコ]

内容説明

「力と美」の正体とは?地図・カラー口絵・人名/事項索引収録。神話と伝説に満ち、今なおロシアの「心臓部」を探る試み。ナポレオン侵攻から革命と共産党独裁、ソ連崩壊、現代のプーチンまで、権力者と民衆、戦争と革命、建築と聖都など、陰影豊かに描く通史。

目次

第7章 不死鳥
第8章 郷愁
第9章 アクロポリス
第10章 赤い城塞
第11章 クレムリノロジー
第12章 正常化

著者等紹介

メリデール,キャサリン[メリデール,キャサリン] [Merridale,Catherine]
英国のロンドン大学歴史学教授。Night of Stoneでハイネマン賞受賞、サミュエル・ジョンソン賞最終候補に選ばれる

松島芳彦[マツシマヨシヒコ]
ジャーナリスト。元共同通信モスクワ支局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

27
城塞の意味を持つクレムリンを訪れたのは権力者ばかり。ナポレオン、スターリン、そして現代のロシアトップに繋がる。2016/09/22

洋書好きな読書モンガー

3
下巻はナポレオンのモスクワ侵攻からプーチンの大統領就任まで。クレムリンは18世紀半ばから北方戦争でスウェーデンから奪った地に築いた新首都サンクトペテルブルクに皇帝の居城を取って代わられたがモスクワはロシア最大の都市(人口27万人)だった。19世紀はナポレオンの侵攻も有ったけれどロシア皇帝の暗殺が2回もあった。1人目はエカチェリーナ大帝の息子フュードル。廷臣による暗殺。2人目は農奴解放をしたアレクサンドル2世。彼は改革派だったのに反帝政派の爆弾テロで死んだ。二度の暗殺の後には反動派の強権皇帝が即位する。↓2024/04/28

hiroizm

3
メリデールさんの著作は「イワンの戦争」に続いて2作目。もうロシアといえばメリデールってな感じですっかりファンになってしまった。「クレムリン」は、つい最近のソ連崩壊前後の経緯が興味深い。上巻とあわせて壮絶なロシア史が学べて個人的には読んで良かったと思う。ロシア正教の成り立ちも面白かったし。欧州かアジアかというよりロシアはロシア、ほんとユニークな国ってしみじみ思った。2017/12/26

yanapong

0
記録を取ってから777冊め。クレムリンを巡る古ルーシからソ連、ソ連崩壊後までの様々な出来事。クレムリンから見たロシア・ソ連史ともいえる。2017/03/11

takao

0
ふむ2024/11/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11061932
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品