クレムリン―赤い城塞の歴史〈上〉

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クレムリン―赤い城塞の歴史〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 255,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560095041
  • NDC分類 238
  • Cコード C0022

出版社内容情報

神話と伝説を宿した、今なおロシアの心臓部を探る。中世から現代まで、権力と民衆、戦争と革命、建築と美術など、陰影豊かに描く通史ロシアの「魂」に迫る!
 モスクワのクレムリン(城塞)は当初、あくまでも戦いのための構造物でしかなかった。ロシアの各地には今も様々なクレムリンが存在する。しかし、伝説と神話を宿し、今なおロシアの「心臓部」として鼓動を続けているのは、モスクワのクレムリンだけだ。政治・軍事・宗教が混然一体化したクレムリンは、ロシア人の欲望と祈り、そして恐れの結晶と言えるだろう。中世のモスクワ大公国からタタールのくびき、エカチェリーナ大帝、ナポレオン侵攻、革命と共産党独裁、ソ連崩壊、現代のプーチンまで……権力者と民衆、戦争と革命、建築と聖都など、陰影豊かに描く通史。
 英国の歴史家である著者は、これまでもロシアやソ連の歴史の深層に迫る数々の名著を生み出してきた。モスクワのクレムリンを舞台に、権力者の興亡と民衆の姿を活写した本書でも、事物や現象の背後に透徹する視線と執念が随所にうかがわれる。波乱のロシアの歴史を、城壁の内外から権力者と民衆による双方向のまなざしで見つめ、見事な歴史絵巻に仕立て上げている。30年前、クレムリンに「一目で魅せられてしまった」と語る歴史家が、その「魔力」の正体を追い求めた旅路の記録とも言える。

キャサリン・メリデール[メリデール]
英国のロンドン大学歴史学教授。Night of Stoneでハイネマン賞受賞、サミュエル・ジョンソン賞最終候補に選ばれる。邦訳書に『イワンの戦争』(白水社)がある。

松島 芳彦[マツシマ ヨシヒコ]

内容説明

神話と伝説に満ち、今なおロシアの「心臓部」を探る試み。中世のモスクワ大公国からタタールのくびき、エカチェリーナ大帝まで、権力者と民衆、戦争と革命、建築と聖都など、陰影豊かに描く通史。地図・カラー口絵収録。ロシアの「魂」に迫る!

目次

第1章 礎石
第2章 ルネサンス
第3章 黄金の間
第4章 クレムレナグラード
第5章 永遠なるモスクワ
第6章 伝統の秩序

著者等紹介

メリデール,キャサリン[メリデール,キャサリン] [Merridale,Catherine]
英国のロンドン大学歴史学教授。Night of Stoneでハイネマン賞受賞、サミュエル・ジョンソン賞最終候補に選ばれる

松島芳彦[マツシマヨシヒコ]
ジャーナリスト。元共同通信モスクワ支局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

32
モスクワ大公国からロマノフ王朝エカチェリーナ二世の知性までの貴族たちの粛清と権力闘争の記録。反対勢力への残虐性が半端ではない。よくこんな狂った系統で続いたもんだ。中でも息子の嫁を殴って流産させ怒った息子を殴り殺してしまうイワン雷帝の壊れっぷりが凄まじい。外国かぶれのピョートル、ピョートルの妻で元洗濯女のエカチェリーナ一世、模型まで作ったクレムリンの建築計画をチャラにするエカチェリーナ二世。ムソルグスキーの音楽でも有名なボリス・ゴドゥノフは単なる悪役でもなさげ。庶民も良くクレムリンに押し掛け暴動を。怖い国。2016/09/22

Shin

22
誰が見ても非合理なウクライナ侵攻を正当化するロシアには、そもそもどんな歴史が内在しているのだろうと思い、神保町を逍遥して見つけた本。あまり短絡的に決めつけるのは良くないけど、プーチンは歴代のイカれた権力者の系譜を継いでいるだけ、という印象を持ってしまう。もちろん国際環境もロシアの政体も変わり続けるのだけど、陰惨で残虐で華美で虚飾に塗れた〈ロシア的政治風景〉は、陳腐な演劇のようにただ繰り返される。2022/03/26

洋書好きな読書モンガー

3
モスクワに築かれた城塞=クレムリンの約1000年の歴史からロシアの歴史書。ロシアの始めに出て来るルーシ。ヴァイキングを示す言葉だったのか。8世紀から11世紀、ヴァイキングがブリテン諸島や北フランスを侵略していた時代、東方ではバルト海から黒海までロシアの川沿いにヴァイキングが進出し町を築いていた。10世紀頃キリスト教化し地元民に溶け込んで町毎に勢力争いをする。クレムリンの木造の城壁は12世紀頃にはあったらしい。13世紀にモンゴル人がやって来る。200年タタールのくびきと呼ばれる属国扱いが続く。↓2024/04/25

takao

0
ふむ2024/11/09

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