出版社内容情報
ブレグジットの混乱で見えてきたナショナリズムのうねりを、多方面にわたるインタビューと精緻な歴史検証で描いた渾身のルポ。
内容説明
「裏切られた」という感情の淵源を探る旅。ブレグジット(英国のEU離脱)の混乱で見えてきたナショナリズムのうねりを、多方面にわたるインタビューと精緻な歴史検証で描いた渾身のルポ。
目次
第1部 ブレグジット以前(移民という「記号」;「保険」としてのEU;揺れる北アイルランド;「カフカ的」な議会攻防;極右過激派の台頭;英政界の二人の異端;労働者の支持を失った労働党;宗派で分断された投票;保守党圧勝;浮上する「アングロスフィア」;離脱が駆り立てる独立;チャーチルの振り子)
第2部 ブレグジット以後(コロナが露呈した英国の問題;香港問題とファイブアイズの結束;終わらぬブレグジット、「第二幕」の幕開け;加速する欧州離れ、もう一つの「離脱」;議会主権と国制改革;英国のインド太平洋「回帰」;暴動噴き出す北アイルランド;二つのナショナリズム;重い二十一世紀の「革命」;移民とLGBTを「敵」とするロジック;血の日曜日、ソウェト蜂起、国家の暴力)
著者等紹介
服部正法[ハットリマサノリ]
毎日新聞編集長補佐。1970年、愛知県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業(東洋史学専修)。NHKディレクター、テレビ番組制作会社契約社員を経て、99年、毎日新聞入社。奈良支局、大阪社会部、大津支局などを経て、2012年4月~16年3月、ヨハネスブルク支局長。2019年4月~22年3月、欧州総局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
MioCastello
kuroma831
穀雨
Melody_Nelson
-
- 洋書
- Girly Man