出版社内容情報
大作曲家たちはオーケストラで何を表現しようとしたのか。表現や楽器編成の変化に込められた意図や、時代と社会をいかに反映したかを語る。
内容説明
大評論家の幻の名著。オーケストラに見る近代論。
目次
1 前奏曲―オーケストラの楽器の系譜
2 古典派のオーケストラ―ハイドン
3 オペラのオーケストラ―モーツァルト
4 ダイナミックなオーケストラ―ベートーヴェン
5 ロマンティックな幻想のオーケストラ―ウェーバー、シューベルト、メンデルスゾーン、シューマン
6 ヴィルトゥオーゾ・オーケストラ―ベルリオーズ、マイヤーベーア、リスト
7 宇宙のように壮大なオーケストラ―ワーグナー
8 世紀末のオーケストラ―ブラームス、ブルックナー、マーラー
9 国民的オーケストラ―ヴェルディ、ビゼー、スメタナ、チャイコフスキー、シベリウス
10 「芸術のための芸術」としてのオーケストラ―シュトラウス、ドビュッシー、プッチーニ
11 メカニズムとしてのオーケストラ―シェーンベルク、ストラヴィンスキーと現在
著者等紹介
ベッカー,パウル[ベッカー,パウル] [Bekker,Paul]
1882年、ベルリン生まれのユダヤ系ドイツ人。幼い頃からヴァイオリンとピアノを学び、ヴァイオリニストおよび指揮者をへて音楽評論家に転身。1911年に新聞「フランクフルター・ツァイトゥング」の専属評論家となる。ナチスが政権をとった翌年の1934年にフランスへ亡命、同年9月にニューヨークへ移住する。1937年没
松村哲哉[マツムラテツヤ]
1955年生。慶應義塾大学経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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