出版社内容情報
もっとリアルにタイを知りたいあなたに! 『プラータナー:憑依のポートレート』公式ガイド。バンコク観光案内をはじめ、戯曲も完全収録。
内容説明
ウティット・ヘーマムーン×森栄喜によるバンコク観光案内をはじめ、塚原悠也らによる舞台版『プラータナー:憑依のポートレート』の攻略ガイドやエッセイとともに、岡田利規による戯曲(日本語版)を完全収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
法水
3
『プラータナー:憑依のポートレート』国際共同制作プロジェクト公式ガイド。岡田利規さんによる日本語版戯曲も収録。東京公演を観てから1ヶ月あまりでようやく読了。色々と物語の政治的背景が理解できてよかった。思えば昨年の今頃はちょうどバンコクを訪れていて(その時、たまたまタイ公演のフライヤーを手にしてこの公演のことを知った)、その時にバンコクのガイドブックとしても有用なこの本があればなぁ。とりあえず原作小説も読もうっと。2019/08/04
まるのすけ
1
戯曲部分を集まって声に出して読みました。 岡田利規の台本はこれまでいくつか読んできましたが、本作が一番好きでした。 金縛りの霊が登場したり、AVや洋楽、洋画の話をしたり、下世話で荒唐無稽な感じが、雑多な感じで並べられているのが好感触でした。これは、原作があったからこその手触りかな。岡田利規ひとりだったら、もっとシュッと仕上がってたんだろうなぁ。と。 あと、ナレーションが全編わたって話し続けているので、観客として場面の想像が動くところと、「もし〜だったら」という仮定の話が、人物外が話すことで有効化していた。2024/07/21